今日午後散歩から帰ってみると、つぼ巣の中に卵が
一個産んでありました!
つぼ巣を設置したのは、10月になってからだったろう
か。夏には、放鳥時に机の上に置いたつぼ巣をとても
怖がり、警戒して中によう入らなかった。
片足だけを恐る恐るつぼ巣の中に踏み入れて、片足は
つぼ巣から精一杯放して踏ん張りながらつぼ巣の中を
覗き込んでいた姿のおかしさ、いじらしさが、なんと
ケージの中に設置した途端に、つぼ巣に入り込んで中で
ごそごそやっていたのは不思議でした。
ケージの内と外の違いによるものなのか、それとも秋
からの繁殖期によるものなのか?
面白いものです。
それから、試しに巣草なるものを置いてみたのが、最近
になってからですが、♂の桜がせっせとそれを巣の中に
運び込んでいました。つまり巣作りを始めたのです。
試しに、と言うのは、つぼ巣を設置した頃に巣草とは
どんなものかと百貨店の小鳥店に尋ねたところ、その
店員と会話している中で「手乗りだと繁殖は無理です。
巣作りなどしませんよ。どうしても卵を産ませたいなら、
米たま(米卵の意)を作って与え、鳥と遊ばないこと・・・」
などと教えて、巣草を売ろうとはしませんでした。
その情報を文鳥掲示板に投稿すると、「それは昔の話」
と返事の書き込みをもらっていました。
そんなことがあったので、別の店で巣草を買って、文鳥の
反応を試したわけです。
巣草を運び入れての巣作り作業が1~2週間かな。
ここ2~3日は♀の白が巣の中に入り込んでいる時間が
長いと思っていたところ、今日の産卵となりました。
これまで頻繁に、桜が白の背に乗ってアタックしていまし
たが、その都度、白はけたたましく鳴いて桜を振り払って
いたので、残念ながら無精卵ではないかと案じています。