ブラームス 交響曲第4番ホ短調Op.98 | 音に巡る想い(2005~2010) / ビデオ画像と音楽(2011~)

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クラシック音楽に目覚めたのはSP時代だった。知人から借りたレコードが
きっかけ。後にLPを集めたりしたが、時に感動して涙した頃が懐かしい
な~。/

主に四季の花や自然の風景などビデオ撮りした動画に、出来るだけ自作のBGMを付けて載せたいと思います。

ボストン交響楽団, ブラームス, ミュンシュ(シャルル)
ブラームス : 交響曲 第2番&第4番

今日はまた暑さがぶり返しています。
聴いた曲はブラームスの第4交響曲、ミュンシュ/ボストン響
CDです。


この演奏は私の頭の中にあるイメージとは異なるものでした。
豪快で堂々たるもの、ミュンシュらしいと言えばそうなのかも
知れません。


第1楽章冒頭、ヴァイオリンの旋律に中低音の伴奏がかなり
重く響く感じからして、少し違うな~、って・・・。
情に流されところ微塵もなく、まっしぐらに豪快に進むのです。
そして凄みのある迫力のコーダへと。


第2楽章  朗々と、どっしりと、まあ余計な感傷はなし。


第3楽章  ダダ、と冒頭の強打! あとも凄い凄い。
テュッティの強奏にも、トライアングルは鳴る。リリリ~ン~~。
対して、中間部のホルンがなんとも含みのある音で伴奏の音との
ブレンドが妙。
終りのダッ! の凄い強打にもトライアングルが一瞬聞こえたぞ。


第4楽章  オーケストラが光り輝いている、迫力を伴って。
第3楽章と共に、オーケストラの力を見せつけられる思いがした。
勿論、最後のコーダの盛り上がりは言うまでもない。
最後の、短くバサッと斬れる音の切れ味も凄かった。


通して、強固で豪快な演奏でした。