”NSX”を日本一販売した男たち -99ページ目

アンフィニRX‐7 Ⅳ型 ツーリングX 最終型。…悩殺される…ボディライン…健在です。

この時代の…マツダ
独自の販売戦略を立てて…ファンを魅了しました。(その一つは…ブランド戦略でしたね。)
マツダの冠を外して…ユーノス、アンフィニ…という新しいブランドを作って、
日本のスポーツカーを世界に猛烈にアピールしてくれました。(拍手…拍手)
日本最初のライトウェイトスポーツカーとしてユーノスロードスターを世界に発売し、
同時に…ロータリーターボという類稀なエンジン機構で…アンフィニRX7を発表。
後の…アキュラやレクサスといった…日本発の海外ブランドの先駆者となったマツダ
当時…日本より海外で知名度が高かったことは余り知られていませんが…
日本発の”スポーツカー”を世界に鳴らしめたことは事実です。

平成8年型 マツダ アンフィニRX-7 ツーリングX 4AT 最終型 屋内保管禁煙車



いつも以上に前置きが長くてスミマセン。(歳を取ると何かと講釈が多くて嫌われますね。)



さて…現車に目を移して見ましょう。
美しいホワイトボディに…ヨーロピアンテイスト漂う…流麗なスタイリング。
戦闘的でソリッド感満載のコックピットが醸し出す…大人だけの非日常の空間。
名機13B-REWが秘めた…暴力的なロータリーターボパワー。
これほど個性とオーラを感じさせる日本歴代のスポーツカーは、
NSX>か…あるいは…R32GT-R…と、このFDくらいではないでしょうか…。



実は…何を隠そう…このFDには、私自身がことのほか想い入れがあります。
というのも…
当時…ショールームに見に行って…同年同型のタイプRZという過激な仕様の見積もりを貰ったからです。
手付金を払って…いざ契約という勢いの時に…残念ながら生産中止のアナウンス。(トホホ。)
それから20年以上…FDへの片思いは益々募るばかりでした。



とかなんとかいいながら…5年程前に…趣味が高じてクルマ屋さんを作ってしまったことで、
幸運にも…アンフィニRX-7に出会う機会をお客様に作っていただくことになります。
例えるならば…初恋の女性に20年ぶりに会い、変わらない上品さと美しさに惚れ直した心境です。
人生は不思議でシアワセですね。(またしても…訳のわからない自分話でスミマセン。)



ノーマル仕様に少しだけライトチューンされた現車。
HKSスプリング、RE雨宮ドルフィンテールマフラー等、FDを知る王道の換装も素晴らしい!!
このまま…どこかへ飛んで行ってしまいたい衝動に駆られます。



平成8年4月初年度登録 走行距離 63867km 駆動方式 FR トランスミッション 4AT
車検 平成29年4月20日 
ボディカラー:シャストホワイト
最終型 フルエアロ 屋内保管禁煙車
AIS鑑定書



Ⅳ型 フロントフォグランプ フロント/リアルーフスポイラー リアワイパー ABS LSD 後席3点式シートベルト サイドインパクトバー
フロントスポイラー リアルーフスポイラー 専用スポーツバケットーシート MOMO製本革巻きステアリング フルオートエアコン
カロッツェリアCDチューナー/ツィーター(DEH-330) HKSスプリング RE雨宮ドルフィンテールマフラー 社外ウインカーレンズ
純正16インチアルミホイール DUNLOP LEMANS LM704 225/50R16 96W ETC
新車時保証書 取扱説明書
点検記録簿:12枚



型式 E-FD3S
エンジン形式 13B-REW
最高出力 255ps(188kW)/6500rpm
最大トルク 30.0kg・m(294N・m)/5000rpm
種類 水冷直列2ローターICツインターボ
総排気量 1308cc 燃料タンク容量 76リットル  
ステアリング形式 パワーアシスト付きラック&ピニオン
サスペンション形式(前・後)ダブルウィッシュボーン式
ブレーキ形式(前・後)ベンチレーテッドディスク



こちらがのんきに老けても…当時と変わらない美貌の持ち主。
惚れること…魅せられること…必至です。



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