60年前…35年前…30年前…そして昨年。(時代の先駆たる…名車達。)
春本番の…池袋西口界隈。
ショールーム前の花々も…春の穏やかな日差しに包まれて…とても嬉しそうです。
一方で、とても入りずらい、勇気がいると評判!?の…マックス倶楽部の重たいドア。
確かに…。(いつも自分でオープン作業をしながら、いつも実感しているところです。)
というのも…池袋ショールームのドアは、
お客様にドアの重さを実感!?していただきながら引いて入っていただくドアになっているからです。
しかも残念なことに、何故か私が内側から施錠して開かないことが度々あります。
(本当にすみません。)
変な習慣で皆様にご迷惑をお掛けしないように、本人にはしっかりと言い聞かせておきますのでご容赦下さい。
そんなワガママな主人を許していただき、一歩ショールームに入っていただければ、
クルマ好きの方々には、とても幸せな空間が広がるはずです。
本日のメニューをご紹介させて下さい。
まず、ショールームに入って右手前には、昨日入庫した初期型NSXを置いてみました。
平成2年型のNA1フォーミュラレッド(5速マニュアル)。
約30年前にホンダが制作した…不世出のスーパースポーツですね。
その奥には、
NSXから更に遡って30年前に製作された…フォルクスワーゲン タイプ1 オーバル。
愛らしいスタイリングはもちろん、ポルシェ911への系譜も感じ取れる…フラットフォーです。
そして…ショールームに向かって左前には、
VWタイプ1から60年後に製作された…最新型 マクラーレン 720S。
マクラーレン・ホンダとしてF1を凌駕した時代を知る世代の方には、
初期型NSXと一緒に並んだ様子に…熱い想いを巡らせていただけることと思います。
マクラーレンの横に見える…ガレージのドアを開けていただくと…
35年前の昭和60年に、ホンダ車として初めてカー・オブ・ザイヤーに輝いたワンダーシビック。
それも…名機ZCエンジンを搭載した…1600 Si。
もしかしたら、ウィリアムズホンダがF1に勝利できず、このシビックが開発されていなかったら、
V-TECや今のマクラーレン720Sも生み出されていなかったかもしれませんね。
嗜好品の域まで達した…名車の数々。(如何だったでしょうか。)
当時の技術の粋を集めて…
専用設計されたエンジン、シャーシ、コックピット。
今思えば…こんなに贅沢で感動的なクルマが作られていました。