技術の日産の栄華…。300ZX ツインターボ Tバールーフ 2シーター 4AT ワンオーナー | ”NSX”を日本一販売した男たち

技術の日産の栄華…。300ZX ツインターボ Tバールーフ 2シーター 4AT ワンオーナー

31型が生産最終年を迎えた…昭和から平成に変わった元年

その秋に発売されたのが…この32型フェアレディZでした。(30年も前のことです。)

 

平成1年型 日産 フェアレディZ 300ZX ツインターボ 2シーター Tバールーフ 4AT

ワンオーナー 純正フルノーマル 屋内保管禁煙車

 

 

これまでのフェアレディZから一新されたスタイリング。

アバンギャルドなワイド&ローボディには、バブル時代の申し子的イメージもあります。

特に、シーマにも搭載されたVG30DETエンジンを更にツインターボ化。

手荒にアクセルを済み込むと…後輪がスピンするほどのハイパワーを誇りました。叫び

 

 

さてさて…今回のCZ32

純正フルノーマル仕様として現在も残る個体は…そもそも僅かですが、

その中でも2シーターのツインターボ仕様となると…

絶滅危惧種から既に絶滅したと思われている…当時のファンの方も多いかもですね。

それも二桁ナンバーのワンオーナー車。

純正カセットオーディオや液晶時計も当時のままの現役…。(正に…拍手ものでしょう。)

 

 

特徴的かつ戦闘的なコックピット設計。

流石…同時期に32GT-Rを生み出した日産が社運を懸けて作り出したことはあります。

 

 

もちろん今とは違い、安全や安心等…微塵も感じさせない過激なセッティング。

日産の尖った技術陣が「覚悟して乗りなさい…。」という、メッセージを込めた秀作です。

 

 

何?(オートマ?)…いえいえ決して侮れません。

むしろ、ツインターボとの相性と走行性能は、4ATの方がバランスが取れている印象です。

 

 

ユーミンか…小田和正。

矢沢の「時間よ止まれ」か…八代亜紀の「舟歌」か。(当時の流行曲をカセットでお楽しみ下さい。)

 

 

それにしても…内外装ともに素晴らしいコンディションが維持されています。

 

 

発売当時は、Tバールーフの運転席側だけを外して…ピースするドライバーもおられました。

 

 

初期Z32が陥りやすい外装の劣化といえば…硬質ウレタンで制作されたリアウィング

2年も外置きすれば、表面塗装が浮いて一気に変形してしまいます。

ただ…この個体は例外中の例外。(日産プリンスのショールームにあったコンディションです。)

 

 

平成1年10月初年度登録 駆動方式 FR 走行距離 46325km 4AT 車検 H32.10
ボディカラー:グレーメタリック(KH2)
ワンオーナー 2シーター 純正ノーマル仕様 ビルトインガレージ保管 禁煙車

プロジェクターヘッドランプ フォグランプ フロント/リアルーフスポイラー リヤワイパー ABS LSD サイドインパクトバー フルオートエアコン
特殊形状サンルーフ 本革巻きステアリング 純正スポーツファブリックシート 純正カセットオーディオ ULTRA製ターボタイマー
純正16インチAW BRIDGESTONE POTENZA S001 225/50R16 96W 後部3面フィルム施工 ETC
純正チタンキー サブキー
新車時保証書 取扱説明書

 

 

型式 E-CZ32
エンジン形式 VG30DETT
最高出力 280ps(206kW)/6400rpm 
最大トルク 39.6kg・m(388.3ON・m)/3600rpm
種類 V型6気筒DOHC24バルブICツインターボ
過給機 IC付きツインターボ
料供給装置 ECCSターボチャージャー付き
駆動方式 FR
総排気量 2960cc
トランスミッション 4AT 
燃料タンク容量 72リットル
使用燃料 無鉛プレミアム゙ソリン
車両重量 1530㎏
ステアリング形式 パワーアシスト付きラック&ピニオン
サスペンション形式(前・後) マルチリンク
ブレーキ形式(前・後) ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ(前・後) 225/50R16 92V

 

 

私は…八代亜紀の「舟歌」を選びました。

ツインターボサウンドと演歌の名曲。(大人の選択です。)