親父と息子との関係は微妙です。いづれにしても戦いは必至です。 | ”NSX”を日本一販売した男たち

親父と息子との関係は微妙です。いづれにしても戦いは必至です。

”酔った勢い”で〇〇…しちゃった…ってことは、正しい大人であれば、
これまでにいろいろとご経験されてきたことと存じます。

(決して…いかがわしい行為を指しているのではございません。)


私の友人のAさんの場合、

日ごろは外で飲むことが苦手なご様子で…、一人で自宅でチビチビ飲むことを心の友としている、
とてもおとなしい”晩酌人”なんですが、
あるとき、私が無理にお誘いしたことで”事件”が勃発してしまいました。

「Aさん…、晩酌もいいけど、BARで飲むお酒もオツですよ。」
 でも「ちょっと…。」って渋るAさんを…、
「私と二人ですから安心ですから…。」と持ちかけてところ…、
「実はBARって…ところ、行ったことがないんです。Tさん…。」

「エッ!?ホントに?」って思ったんですが…、
「何でも”最初”はありますから…。」と、
 静かにAさんを説得です。

当日、時間通りに待ち合わせ場所に来られたAさん…、パリッとしたスーツ姿です。
「じゃぁ…、行きますか!」 と、とぼとぼ二人でバーを目指します。

皆さんはご存知かと思いますが…、
都会のバーって、結構怪しい場所にありますよねー。
ここ池袋西口もそんな感じで…、目標のバーは、ラブホ群の傍らにあります。

不安そうなAさんを励ましながら…、やっと到着です。

聞けばAさん、今、息子さんと微妙な親子関係のようで、
そのこともあって、私の誘いに参加されたとのことです。

カウンターに座ると…、おもむろに…、

「トリス(昔のお酒です。)をロックで…。」との難しい!?ご注文です。

いくら無口で優しいマスターさんでも…
(そんなもんはありません。)と、怪訝そうな顔をするかと思いきや…、

「ございます。」

※「あるよ!!」ではなかったんですが…、
 キムタクが主演した”HIRO”の場面ようでした。

「シングル、ダブル、どちらになさいますか?」
と、マスターの見事な対応に拍手です。

しばらくして、二人だけの空間に、とても饒舌になったAさんを見て、
マスターが、話しかけます

「これをご覧下さい。」と、手持ちのノートパソコンをこちらに向けます。




これは、泣けます。(Aさん号泣です…。)



…そうそう…、お酒のトラブルでしたね、今日のテーマは…。

(それをお話しましょう。)


ほろ酔いで、気分よく帰宅された…Aさんでしたが、
ご子息が勝手にクルマを買ったあげく、
ローン申込書に、「これに署名後捺印ください。」ってメモが挟んであったそうです。

そのローンクルマが…、コレです…。



浪人中のご子息の…場面と立場を考えない行動に…、
Aさん…、頭の中で「プチッ」って「音」がして、



                ”激怒”



されたそうです。(当たり前です。)


そして…、当然の…、



               ”怒りの鉄拳”

です。


ただ、酔った末の”鉄拳”…ですから…、
Aさんの拳は無残にも

             全体が…ミシッって、
             一部が…ポキッって、

鈍い「音」がしたそうなんです。



いい話が一転…あまりにも不幸な結末です。


翌日に医者に行き、

「喧嘩ですか?」と聞かれ、
「………。」
「自爆ですか?」と改めて問いただされ…、
「スミマセン。」「そうです。」と答えた優しいAさんでした。


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