”衝撃”のNSX助手席試乗でした。スパイを派遣いたします。 | ”NSX”を日本一販売した男たち

”衝撃”のNSX助手席試乗でした。スパイを派遣いたします。

読者の皆様、大変ご無沙汰しております。
本日は、大切なご報告があります。


なな、なんと…、
あの例の少し不良な”荒山さん”がです…、
私に黙って、NSXのレンタルをしたって”噂”を池袋で小耳に挟みましたー。

これは、ダメです。許せない”行い”です。
だって、そんな楽しいイベントがあったら、真っ先に私にお話をと、
日ごろから、たびたびお願いしていたからなんです。



そんな折、各地に配置した”スパイ”から”告げ口”です。

「どうも荒山さんの動きが急です…。」
「さっき、見かけましたよ。〇〇で…!」
「秘密裏に行動している様子です。」

そんな、こんなの報告の中、朗報が舞い込みました!!

「師匠、荒山さんがレンタルした現場がわかりました。」
「北区のとある公園にNSXがあります。」
「たぶん、連休中にクルマを貸してたんで、返却するじゃないですか…。」

なかなかです。詳細な情報が、スパイから口々に寄せられてきました…。

ただ今、5月6日の午後5時。
ここから現場までは、タクシーで15分ほどですね。(これは飛んで行くしかありません。)

(周囲に眼を配ること約20分ほど…、)


いました、いましたよ!! 見つけました。(荒山さんとNSXさん…。)


「師匠、どうしてここに…。」(荒山さんは驚いて困惑されておられます。)

「実は、偶然この辺りを通りかかったら、荒山さん似の方とNSXさんが…です。」
「思わず声を掛けちゃいました…!」って”うそつき”です。


私がこんな”見え透いたうそ”をつくのには理由があります。
実は私、まだNSXを見たことはあっても乗ったことがなく、
チャンスがあったら「乗せてください。」って、荒山さんにお願いしていたからなんです。

聞けば、

「師匠のマニュアル運転は少し疑問で、悪気はなかったんですよ。」と笑顔の荒山さん。
「そうですか。」「では、助手席に乗せてください。」って、その場で懇願です。

「じゃぁ、行きますよ。」って、笑顔の荒山さんと急きょ”NSXデート”の始まりです。

               おぉー!! 叫び(なんという加速でしょうか)

これが、荒山さんが行っていた、ミッドシップの加速感なんですね。

(未体験の衝撃です。)

それは、FFやFRの加速感とは明らかに違っていて、
たとえれば、
助手席の後ろから、圧倒的なパワーで「押されているー!!」って感じです。


楽しいひと時は、あっという間ですね。


「さて、さて…、終了の時間です。」
「お疲れ様でした。」またまた笑顔の荒山さんの登場です。


「エッ!?」私は耳を疑いました。

「だって、だって、今、走り始めて、信号待ちを入れてもほんの3分ほどですよ!」って、
 眼で強く訴えてみましたが…、私…。

「終了です…。師匠。」って、そこには、笑顔で終了を宣告する荒山さんがおられます。




この場をお借りいたしまして表明いたします。

誠に卑怯で、失礼ながら…、
本日から、荒山さんの周りに”スパイ”を配置し、
行動を監視することにいたしました。

とっても”小さい”師匠談でした。


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