ベバストのエラー解除手順
今日は昨日アップしたベバストの故障に関してエラー解除手順を実行してみました。
これはN-MLのケンケンさんがボーダーでトラブった時にベバストから教わった手順だそうです。
さっそく今朝メールでアドバイスをいただきましたので紹介します。
エラーが解除できないようなら最大にしたままベバストのヒューズを抜きます。
私の年代頃のクレソンの場合は写真右上の黒いボックスがヒューズボックスです。
蓋をぱかっと開けます。
クレソンの場合左にヒンジがあるので、右側を手前にぱかっと開けます。
蓋の裏に何のヒューズかが書かれています(ナッツ社の場合です)。
一番左がFFヒーターと書いてあります。
クレソンの場合左から3個のみ使われていて、右側3個は予備です。
蓋の裏に書いてあったとおり一番左側の赤い線が繋がっている青い15AのヒューズがFFヒーターの物です。
これをベバストスイッチは最大にしたまま抜き取ります。
かなり堅くはまっているので、力を入れすぎてプラスチック製のヒューズボックスを壊さないよう注意が必要です。
当然ベバストは停止します。
そのまま15分以上放置します。
その後、ベバストスイッチをOFFにしてヒューズ挿入後、ベバストスイッチ最大にして作動させます。
これでエラー解除されて正常作動が続けば儲け物です。
ベバストがエラーで何度スイッチをリサイクルしても解除されない場合は是非実行してみましょう。
ケンケンさんのボーダーはこれで生き返ったそうです。
私のクレソンは何度やってもエラーは解除できず逝ったままです。
私が想像するにはケンケンさんのボーダーの場合は何らかの形で発生したエラーが機能は正常復帰していたがエラーがレジスターにストアされたまま残っていて立ち上がらなかった為、この手順によりレジスターからエラービットをクリアしてやる事により正常復帰したのではないかと思われます。
私の場合、何度これをやってもクリアしないことから何かが完全にトラブっていてエラービットを出し続けているか、機能は正常でもエラービットのモニターラインがショートしてグランドレベルに落ちてエラービットを出し続けているかのいずれかと思われます。
ついでにFFヒーター本体の方も目視点検してみることにしました。
私のクレソンのベバスト本体はサードシート下に格納されているので、サードシートを取り外し、シート台座になっている木製の上蓋を外します。5本の木ねじで木製の蓋をスチールのフレームに固定してあるので木ねじを取り外して蓋を開けます。
一番窓よりの2本はドライバーが真っ直ぐに入りにくいのでネジ頭をナメないように注意しましょう。
大きな黒いボックスはリアクーラーユニットです。
左下の小さな黒いボックスがベバスト本体です。
この断熱材のような物がクーラーホースに被りつつ、ベバストの空気取り入れ口に覆い被さっていました。
それにしても凄い埃です。
6年間開けたこともありません。
つまり、6年分の埃って事ですね。
あまりの酷さにインテークのエアフィルターのような物を外して綺麗に埃を取りました。
こんな大きな網目のフィルターなので、あまり役に立っていないようで、おそらくそうとうの埃が内部に進入してファンのブレードあたりにも固着してるのではないかと心配になります。
これでこの網にスポンジのようなフィルターをかますとこれまたエアフローに問題が生じてしまうんでしょうね。
それよりもこの汚れ、原因はこのホースが出てきている穴にあるのです。
穴が大きすぎて上から路面が見えているのです。
それで冬場粉塵を巻き込んでこのような汚れになっていると思われます。
もう少し穴を塞ぎたいなあって感じです。
時々このあたりは清掃が必要だと思いました。
せっかく頑張ったのもむなしく再度スイッチを入れてみましたがベバストは復帰しませんでした。重傷です。
フレームを壁に止めるビスが3本ほど挿したまま締められていないのがありました。
壁側のこの1本と・・・
まあ、締めて無くてもどおって事はないでしょうけどね。
以上、いじってみましたが結局ベバストは復帰しませんでした。
いよいよベバストのテスター待ちかな???
他に見ておく所ありましたら誰か教えてください。