CTEK から RENOGY リチウムシステムへ換装 | 日本をゆっくり走ってみたい

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クレソン EVOLITEは納車から3年になり、サブバッテリーも経年劣化で交換時期になりました。

 

ここ数年はコロナ禍の長期停車でバッテリーを外部充電ばかりしていたら、最近は100%に充電しても1週間ほど放置すると70%まで減ってしまいます。

 

今回はクレソン EVOLITEの代名詞でもある、CTEKの高度充電システムを止めて、RENOGYの走行充電システムとリチウムバッテリーに換装です。

 

 

リチウムバッテリーは100Ahを3個、お得なpaypay祭りで購入して、ポイントバックを勘案すると下記の合計は20諭吉ほど。

 

 

既存の鉛バッテリー用の走行充電器でもリチウムバッテリーの充電は普通に出来るとの噂もありますが、相性を考えてRENOGY MPPT内蔵50A走行充電器の選択です。

 

 

BT-2を走行充電器に接続するとスマホのアプリで充電状況がリアルタイムに見られます。

 

 

液晶モニターをリチウムバッテリーに接続するとバッテリーの残状況が見られます。既存のボトロニックと値はダブりますが、こちらの方が正確な値が出ます。

これを付けなくてもBT-2を2台体制にすれば、アプリで走行充電器とバッテリーの両方の状況が見られるので不要な気はします。

丸いボタンを長押しすると3個のリチウムバッテリーが稼働モードと休眠モードの設定が出来ますが、運用にちょっと問題があるかな。それはまた今度。

 

 

 

ナッツが自慢するCTEK高度充電システムと言うだけあって、電装庫の配線ケーブルは整然と纏められて堅牢な作りになっています。

残念ながらこのCTEKはリチウム対応ではない1つ古いモデルで、最新のリチウム対応モデルでもRENOGYのリチウムバッテリーとは相性が悪いとの噂です。

 

この換装で必要なのは下の写真の① ② ③の配線ケーブルを⑤へ繋ぎ変えと④の接続だけ。

①は、メインバッテリーからのプラス線

②は、サブバッテリーへ繋ぐプラス線

③は、メインバッテリーとサブバッテリーが繋がるマイナス線

④は、エンジンを始動すると信号が取れるIGNのリレー

⑤は、RENOGYの走行充電器。この位置に付けました。

なので① ② ③ の配線ケーブルを⑤に繋ぎ変えて、⑤から出るIGN信号線を④に繋ぎます。

 

⑤のRENOGY走行充電器はここに固定。既設の電動ファンの風が当たるので換気口から熱が逃げるかな。CTEKは取り外さずに何かの時のために保存しておきます。

 

今回使った配線ケーブルです。配線ケーブルのサイズや長さ、端子が分かれば、電材業者に依頼すれば無駄な工具や部材など買う必要はないでしょう。

①は、メインバッテリーからのプラス線

②は、サブバッテリーへ繋ぐプラス線

③は、メインバッテリーとサブバッテリーが繋がるマイナス線

④は、写真には写ってないけど走行充電器に付属

⑥は、バッテリー間のマイナス接続ケーブル

⑦は、バッテリー間のプラス接続ケーブル

上の写真の仕様だと、

①:KIV22SQ 赤 38cm R22-8S端子とR22-5S端子圧着と絶縁キャップ:1本

②:KIV22SQ 赤 50cm R22-8S端子とR22-5S端子圧着と絶縁キャップ:1本

③:KIV22SQ 黒 150cm 両端にR22-8S端子圧着と絶縁キャップ:1本

⑥:KIV38SQ 黒 20cm 両端にR38-8S端子圧着と絶縁キャップ:2本

⑦:KIV38SQ 赤 20cm 両端にR38-8S端子圧着と絶縁キャップ:2本

 

例えば上記の仕様を下記のサイトへ問い合わせをすると見積もりをしてくれるので、その内容で注文すると数日で届きます。

 

配線ケーブルの電気抵抗は太さに反比例し長さに比例します。

ちなみにRENOGY走行充電器の指定配線サイズは以下です。②は14SQでもOKでしょうね。

ヒューズは80Aにしました。

 

それぞれ① ② ③ ④を繋ぎます。

 

①と②の配線のヒューズを80Aに交換します。CTEKは300Aが付いていました。

 

AFSヒューズ 80Aのサイズ。ボルト(v)には多少依存しますが、ここは何Vのヒューズでも80AならOKでしょう。

 

 

③のマイナス線の片側はボトロニックのシャントの端子台に接続します。

 

④のIGN信号線は黄丸のIGNのリレーに繋ぎます。この線はCTEKのスマートオルタネータケーブルに繋がっているので、クワガタ端子が無い場合は線の途中からエレクトロタップで分岐でも良いでしょう。(この写真は接続前)

 

バッテリーの置き位置を修正してリチウムバッテリーを置きます。

 

バッテリー間の接続をします。水色のLANケーブル2本は別途用意します。

 

既存で付いている電動ファンの向きをCTEKからRENOGYに向けます。

 

『準備9割、実行1割』、準備が良ければ1日で換装が出来るでしょう。

 

液晶モニターの丸ボタンを長押しして、リチウムバッテリーを休眠モードから稼働モードにします。この時はボトロニックと残量は合っていたけど、その後ズレはじめて今では適当な数字になってしまいました。唯一使えるのはメインバッテリーの電圧計かな。

 

合わせてRENOGYのソーラーパネル100Wを2枚乗せました。

 

ソーラーパネルとリチウムバッテリーの運用方法はまた今度のブログで。

 

最後に、同じ作業を行う場合はご自身の責任で、方法を理解したうえで作業をして下さい。

当方は一切の責任を負いません。

 

2023/9/1追記

久しぶりにアメブロに来て「アクセス解析」を見ると、この記事が多く見られている様です。

皆さんのEVOLITEもそろそろバッテリーの交換時期なのでしょうか。

今現在、リチウムシステムへ換装をして1年以上経過しましたが、何ら不具合はなく今年の真夏のキャラバンもエアコンで快適に過ごせました。

 

RENOGYのリチウムバッテリーもセールとポイントバックを勘案すると、新製品なら100Ah1個が3.5諭吉程度で買えるので、3個300Ah買っても10.5諭吉で入手出来ますね。

走行充電器など補器類を揃えても15諭吉程度で出来るなら、是非ともチャレンジしてみて下さい!