ステアリングリモコンの話はまだまだ続きます。その2 | 日本をゆっくり走ってみたい

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このまま~♫どこか遠く~♫連れてって~♫くれないか~♫

自粛ムードの昨今ではありますが、個人的な備忘録として残しておきます。

興味のない方は読んでも理解出来ないのでパスして下さいね。

 

[禁断の変態13pinスパイラル]

いきなり、「禁断の変態13pinスパイラル」 の完成写真です。

このスパイラルに交換する事で、カムロードの空き回線が3本から、一気に13本に増やす事が出来ます。


車体側スパイラルは4pin+12pinで、既存のカムロードのコネクタがそのまま使えるので、ここは重要な所です。


ステアリング側スパイラルは4pin+10pin+4pinです。右側の4pinはカムロードの4pinコネクタと同じもの。今回はクルコン専用になります。


この13pinスパイラルに交換する事で、10個のステアリングスイッチと5個のクルコンスイッチの、全15個のリモコン化が可能になりイルミネーションも点灯します。

 

先日の房総お花見キャラバンで異常がないかチェックしたけど、何の問題も有りませんでしたね。
自分は前方を凝視して両手で運転するタイプなので、脇見をせずに運転に集中出来るので安心でした。


流用スパイラルを探す

でも、この流用スパイラルを見付けるのは、そう容易では無かったですね。
ネットで片っ端からローラー作戦で調べたのだから、それはもう大変でした。

 

あるブログの強者はAVRマイコンにプログラムを書いて、ステアリングスイッチをコントロールするのだから、その発想と実行力に脱帽します。

自分も前職の研修で半導体回路や、マイコンのプログラミングを実習したので、流用スパイラルが見付からなければ、このマイコン制御に行ったかも知れません。

 

そんな情報を見つつ、某オクで有るか無いかも分からない、流用スパイラル探しのローラー作戦です。

そんな中で流し見していると、突然何かが降りてきて 「これ使える!」 となりました。


今まで何度もカムロードのスパイラルを外して分解して、テスターで確認したりしていたから、その形やコネクタの形状、ピンの位置なんかが頭に入っていて、瞬間的に使えると分かったのでしょう。


調べると同じ車名でも年式やグレードで複数のスパイラルがあります。
その中で試しに購入したのは、「新品を購入したけど車両売却で不要になりました」と書かれた送料込み2,500円のもの。流用スパイラルでは定番なのかも知れません。

 

数日後にブツが届いて、見てみると形状的には使えそうです。ただ、5TURNと記載されたスパイラルの巻き数が気になります。


カムロードのステアリングは片側2.5回転でロック2ロックが5回転、スパイラルには8TURNと記載されています。カムロードの8TURNはきっちり8回転です。

 

このスパイラルを手に取り調べると片側3.2回転で、ロック2ロックは6.4回転します。
実際に2.5回廻したケーブルの張りを見たけど、まだ余裕があるので使えそうな感じです。

 

この流用スパイラルはポン付けではないので、多少の加工は全て自己責任で行います。

 

後は地道に既存の回線の入れ替えと新規配線の増設です。

 

この部品番号は・・・

この流用スパイラルの部品番号や加工の方法を公開して、横展開するかどうかだけど自己責任の部分が多大なので記載は控えます。

カムロードのスパイラルでナビやハザードが、使えるだけでも十分じゃないかと思います。

 

ここだけの話、スパイラルの分解中に手から滑べり落ちてケーブルが伸びきってしまい、仕組みが分からず元に戻すのに泣きが入りましたからね。


ブログの検索ランキングでステアリングリモコン系の記事は常に上位だから、私と同じ様なド変態も少なからず居ると思うので、個別に聞かれれば公開は吝かではありませんけどね。

 

まとめ

まぁ自分でも正直言ってここまでやるか?と思うほどのド変態内容です。
でもアイデアがどんどん浮かんで来るのだから、具現化するために試してみたくなる性格でもあります。

回線はあと4本余っているので、ステアリングの裏側のカバーにスイッチを付ければ、まだ色々と楽しめそうな感じです。

 

次回は今回増設したワンショットワイパーとクルコンレバーとイルミネーションの話です。

 

また暇な時に書きます。