グラっと来た話
東京六大学野球の観戦において楽しかった思い出を無理に捻じ曲げる必要は無いと思うが、東京六大学連盟の応援団との交わりは今となっては黒歴史だと感じる側面は強い。
私が常連客となって1年目の新入部員は言うなれば"同期"だなとか思った事もあった。同い年も多いし。
しかし明治大や立教大のリーダー部員のその"同期"にあたる面々は、幹部になる頃には私の事を相当卑下する様になっていた。
前にも書いた通り、この連盟の方々って部内や学内の繋がりを重視する傾向が強くて、全くの部外者である私を軽んじていると言うのはひしひしと感じていた。
所謂私の常連4年目にあたる2005年度はリーダー幹部の事は気にもかけず、私の出演する芝居を観に来てくれた吹奏楽部員や、「(部外者の私も含めて)4年間共に成長して来たんですね」と殊勝な事を言ってくれたチア部の方々への恩返しの想いを背負って明治大の応援にそこそこ躍起になっていた。
そんなある時、場に居合わせた慶應大の団長らしき方が私を見て、
「熱い!慶應に来て欲しいなあ…」
と呟いてくれた。
普段早慶には興味を示さなかった私だが、これにはグラっと来た。
その時お誘いしてくれた慶早戦には結局伺う事は出来ませんでしたが、この時は本当にグラっと来ました。
ありがとう。
☆本日の一曲☆