外苑のタッ○ー | 清田英晴によるブログ『無色私文~神宮の名物男はまだ死んじゃいない!~』

外苑のタッ○ー

 

 

再びこの記事からの派生エピソードです。

 

 

以前、特に野球観戦を趣味としていた頃、とある芸能人に似ていると言われ、一部野球部員からはその芸能人と同じ愛称(以後記事中では〇〇」と表記します)で呼ばれていた。

 

当時、男性アイドル界随一の大手事務所である某事務所の中でも若手トップスターで、その後裏方に回って重役に就き、割と最近事務所を退所した方と言えば伏せる必要は無くなってしまうだろうか?

 

私自身もその方はかっこいいと思っていたし、何ならあやかりたいとすら思う位だったので、似てると言われる事はそこだけ取れば素直に光栄に思えた。

 

ただ至れり尽くせりか?全く悪い気はしないか?と問われると、そうじゃない。悪い気もする。

 

 

良い事ばかりではない。

そもそも私がそう呼ばれていたのは本名を知られていなかったからという側面が強い。

当時から名刺を配ってはいたのだが、浸透させる事には失敗していた模様だ。

 

片田舎で引きこもり生活をしていた頃から雑誌やネット記事等で名前を知っていた選手達にこちらの名前も認知してもらってその名前を呼ばれるという事は中々に熱い展開だと思うが、思う様には叶わなかったのだろう。

 

本名を把握した上で敢えてそう呼ばれたのならば、まだ立派な愛称として成立出来得るものだが、名前知らないから付け焼刃的にそう呼ばれていた風にしか思えなかったんですよね。当時は。

 

 

それに例え似ていたとしても私は私で、その方はその方。似て非なる者なのだ。

決して本人では無いのだから同じ愛称で呼ばれるのはちょっと違うと思うんだよね。

 

当時からあまり公言出来るものでは無かったが、私とて芸能の道を志し邁進している身だから尚更。

その方のバッタモンで終わる訳には行かない。

大手事務所のスターであろうと何だろうと超えて行かなくてはいけないライバルなのだ。

ニセモノや亜流である事を認めてしまっては永遠にその方を超える事は出来なくなる。

やはり私には私のオリジナリティがある訳でね。(当時はそれが逆に仇になった感がありましたが)

 

 

そして最も懸念していたのが、「お前のどこが〇〇やねん!と思う層からバッシングを受ける事。

主にその方のファンや業界関係者とか。

実際にそれでトラブルになった事もありましたし。

怒られるのは私なんですよ。

 

まあ「お前のどこが〇〇やねん!と思う層の方にも共感しますがね。

本当に似てるんなら嬉しい事だけど、自分では「似てるかなぁ?」と思っていたし。

(でも折角の肯定的な意見を無下に否定されるのは腹立つかな。人はワガママだね。)

 

流石に街中で「〇〇〇〇!」と呼ばれたのは気まずかったなあ。

 

 

その愛称は主に駒〇大学の部員から呼ばれていたのですが、

 

 

何故か法〇大学の面々も優勝パレードの最中私を見つけ出し「おお〇〇〇〇と声をかけてくれて、

「何で俺の事知っとんねん」とか思いましたが、当時の私は神宮の名物男と言われる程の常連客でしたからね。

私の方が知らなくとも認知してくれてた方も少なくなかったという事でしょうか。

(これって過去の栄光なのかな?そう考えると「今の自分、もっとしっかりせえや!」って思ってしまう)

 

 

 

当時の写真群です。

分かると思いますが3枚とも中心部に居るのが私です。

似てるか否かは各々の裁量に任せます。

 

 

 

 

 

今回は「メリットばかりでは無いぞ!」との事を伝えたかったのでデメリットを強調した内容になってはおりますが、嬉し恥ずかしと言った所で、今となっては良い思い出ですね。

 

 

輝いていた〇〇さんに負けない様に、これからも頑張って行きたいと思うし、その愛称で親しんでくれてた人達にも思い出して貰える様、超えた姿を見せれたらと思います。

 

 

 

 

 

 

 

☆本日の一曲

 

 

山口由子/ふたりなら