こんにちは
そろそろ梅雨ですね
🌟🌟
最近、アクセサリーのハンドメイドが楽しくて、色々作って楽しんでいます
夏休みか、発表会の後のお楽しみ会とかで、
女の子の生徒さん達と一緒に出来たら楽しそうだな〜なんて考えています
🌟🌟
パンネルのおさらい発表会を聴いていて思ったのですが、
鍵盤のタッチの浅い人が多いなと思いました
そこで、しばらく、
深いタッチ強化月間
みたいな事をしようと思っています
グランドで練習していないとタッチが浅くなるのはある程度仕方ないのですが、
では、アップライトで練習しているとなぜタッチが浅くなるのでしょうか
グランドピアノは、
鍵盤の途中までは軽いのですが、
途中から重くなる二層構造になっていて、
重くなる境目では「コツン」という感覚があります。
普段アップライトピアノを弾いている人がグランドピアノのタッチを重く感じるのは、
この二層構造のためかもしれません。
(アップライトは二層構造になっていません)
鍵盤を重く感じると、タッチが表面的で浅くなります。
浅いタッチでは音の響きが足りなかったり、
音がパラパラと抜けたりしてしまいます
しかし、この二層構造の重い部分のおかげで、
グランドピアノは、あの豊かな響きや多彩な表情を表現出来るのです
(音色の練習はグランドでないと難しいです)
ですから、
おうちがグランドピアノでない人にも、
レッスンの時だけでもグランドのタッチをよく感じて、
グランドのタッチに調整出来るようになってほしいなと思います
グランドの練習では、指先に重みをかけて、
「鍵盤の底」に指先が「コン」と当たる感覚を意識しながら弾いてみましょう
きっと今までより響きの良い音に変わってくれると思います
すでにレッスンでも、
「タッチを深く」
「鍵盤の底を指先で感じて」
などなど、特にハノンでうるさく言われている人もいますね
しばらくは、「深いタッチ強化」に力を入れていきたいと思っています
ちなみに、、
アップライトピアノの鍵盤は一層構造のためタッチが軽いためグランドが弾きにくい、
と書きましたが、
最近のハイスペックな電子ピアノは、
グランドのタッチを再現しているため、
鍵盤が二層構造になっています
途中でちゃんと重さが変わります
なので、もしかしたらアップライトを弾いている人よりも電子ピアノを弾いている人の方がグランドのタッチには慣れやすいかもしれません。
なので、もしかしたらアップライトを弾いている人よりも電子ピアノを弾いている人の方がグランドのタッチには慣れやすいかもしれません。
でも、電子ピアノがグランドに近いのは「タッチ」だけで、
音はやはりデジタルなので、そこはアップライトの勝ちです
グランドピアノという楽器が完璧過ぎるので、
アップライトも電子ピアノもなかなか追いつけませんね
おうちがグランドピアノの生徒さんも何人かおられますが、感性の育つ子供のうちから無意識にグランドの鳴らし方を覚えられる点は本当に恵まれている事だと思います
でも、そう簡単には置けませんね、
グランド贅沢ーーー
🌟🌟
今日のレッスンのお話も少しだけ
のぞみちゃん、難しいショパンにチャレンジしています。
譜読みが出来たからといって、そう簡単には弾けず苦戦しております
でも、彼女は少しずつ試行錯誤しながら、
週単位では分からない程のスピードで、
それでもちゃんとゆっくり上達していくのです
のぞみちゃんをはじめ、
どんどんテクニックを身に付けてゆく生徒さんに共通している事は、
自分から質問してくれる事、
慣れた動きをどんどん捨てて新しい弾き方を取り入れられる事、
そんな感じだと思います
自分から質問出来るということは、
家で練習する時に自分なりに考えている証拠です
さらに、
新しい弾き方を取り入れる時には、
慣れた弾き方を捨てるわけで、
その時はミスしまくりで全然弾けなくなりますが、
それを乗り越えると、次の次元に行けるわけです
「今より上手く弾きたければ一旦下手にならなければいけない」
この「一瞬下手になる」ことを躊躇わない勇気と柔軟性、めっちゃ大事ですよー
生徒さんにこんな風に言いながら、
自分自身にもめっちゃ返ってくる言葉です
こんな風に生徒さんからは教えてもらう事が多過ぎる今日この頃
ではでは(^-^)/