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「Crescent Kitchen」では、
イラン出身のsameriさんを招いて、
初の
「穀物菜食deイラン料理」レッスン

開きましたビックリマーク


sameriさんはじめ、ご参加の皆さま、
ありがとうございました。


イラン出身の方に
「イラン料理」レシピを作って、レッスンしたーというのは、
我ながら無謀だったなぁ…と思わないでもないですが、
そこは、ポジティブシンキングな私…。


sameriさんに
イラン料理のコツや作り方をお話してもらいながら、
ライブで「本場のレシピ」を作り上げていただけたかな、と
思う次第です。


メニューは、
・フェセンジャン(イランの煮込みシチュー)
・パスマティライス(イランのライス)
・サラデ・シーラジィ(イランのシラーズィ地方のサラダ)
・ショーレ・ザルドゥ(サフランのライスプディング)
・ピクルス
・チャイ。


日本でも手に入るイランの食材も取り入れつつ、
イラン料理を食べるのが始めての方にも
なじみやすいようにスパイスなど工夫しました。


フェセンジャンは、
イランの特産「くるみ」たっぷりの滋味深いシチュー。
フライパンで空炒りしたものをペースト状にして、
煮込んだシチューに加えます。


イランでは、
「ざくろ」エキスや生の「ざくろ」を入れるようですが、
同じく名産の「プルーン」と「レモン」で、
味を近づけました。


スパイスは、
シナモンとターメリック、クミン、黒こしょう、ローリエ。


パスマティライスは、炊飯器でも炊けるのですが、
sameriさんがイラン式の炊き方で炊いてくださいました。

お米は数時間~一晩水に浸しておきます。
大鍋に湯を沸かしたところに、ライス、塩、オリーブ油を入れ、
少し柔らかくなるまで火にかけます。




一度お湯を切って、蓋に布をまいて、
しばらく蒸らして、
大皿にひっくり返します。


正式には鍋の底に「ナン」を敷いたところに、
ライスを円錐形に盛るのだとか。
この日は、鍋の底にオリーブ油を敷きました。

最初のゆで汁は、
捨てないで塩味でスープとして飲むそう。
身体にいいものだと教えてくださいました。
ライスのおこげが出来るのが、美味しさだとか。


サラデ・シーラズィは、
日本でもおなじみ
きゅうり、トマト、たまねぎを使ったサラダ。
すべて小さく切って、
ライムやレモンのドレッシングと和えます。

sameriさんによると、
このサラダは、熱い夏によく食べるということです。
彩りがよいように、
きゅうりや玉ねぎと比べて、
赤いトマトの分量を少なくする方がいいとも。
これは日本でも同じですね。


デザートは、
「ショーレ・ザルドゥ」ーサフランのライスプディング。
パエリアでもおなじみ「サフラン」は、
イランが世界一の生産量!


サフランライスをはじめ、デザートにも使われています。


飾り用の「ピスタチオ」の切り方を教えてくださいました。




ライスプディングには、
お祝い事のメッセージを入れるということで、
sameriさんの奥さまが
シナモンで文字書きをしてくださいました。



その文字は、なんとペルシャ語で「三日月」。




「Crescent Kitchen」にちなんで…ということですが、
イランでも「三日月」にはいい意味があるのだとか。



食事はイランスタイルで。
ペルシャ絨毯の上に料理を並べて、
座って食べました。
片膝を立てて、食べるのが作法だとか。


イランでは、
料理をサーブするのは男性の役目。
sameriさんがライスや煮込み料理を
サーブしてくださいました。




初めてのイランスタイルでの食事でしたが、
日本の「ちゃぶ台」のように、
家族が輪になって、温かくていいものだと、
肌で感じました。


日本とは違う風習も多々ありますが、
意外と似ているところも見つかって、
親近感がわきました。

続きはまた…。



ナチュラルクッキング教室「Crescent Kitchen」