先日義父が転んで右肩を骨折してしまい、
もともと足腰が弱っていたこともあって
歩行から全ての日常生活が困難になってしまいました。
幸い入院にはならず良かったのですが、
突然のことで家族みんな肝を冷やしました。
こういうことって、
本当にある日突然やって来るんだなと
思いました。
サ高住に住んでいるので食事は出ますし、
少しのケアもしてもらえますが、
訪問介護もお願いし、
今は家族で交代で身の回りのお手伝いにも行っています。
昨日と今日は、お昼から夜まで
私が行かせてもらって
ゆっくり義父と時間を過ごし
会話もたくさんしたのですが
思っていたよりずっと元気！
で驚きました。
驚いたと言ったらおかしいかもしれませんが、
「義父も突然のことで気分が落ち込んでしまっているのでは？」
と想像していたのです。
ところが、
「早く治らないかなあ、動けないとつまんないよ」
という感じで、
骨折が治ってまた前のようにアクティブに過ごそうと
イメージしている様子！
（義父はもともと好奇心旺盛で国内外に1人でよく出かけていた）
それを見て、
ああ、高齢者の骨折だからと言って
悲観的になっていた家族の方がなんか違うのかも、
と思いました。
そして私も、また元気な義父に戻るんじゃないか？
と思えました。
実際出来ないことも多く、
歩みもたどたどしく、ようやく歩けている感じの今ですが、
頭の回転は相変わらず良く、
会話も面白いです！
何より食欲もあり、良く食べ、
夜も良く眠れている。
食べられ寝れる、その基本はばっちり。
右手が使えないけれど
左手で自力でよく食べています。
とても生命力を感じ、安心するとともに
何だか尊敬しちゃいました。
さて、私が今できることはといえば、
主婦的感覚で家のこと諸々や、
身の回りのお世話をすること。
話し相手。
セラピストの知識で体の介助を少し。
自分自身の入院経験からわかることをサポート。
それくらいです。
もう少しセラピストらしく
痛みのケアだとか、
適切なタオルワークだとかしたいのだけど、
いつかの為に、
介護に使えるケアを学んでおこうって思っていたけれど
でもそのいつかは突然にやってきた！
何でも即行動、考えていちゃ遅い、と
痛感中。
せめて、今気づいたこの時に
何でもやれることを実践しながら身につけていこうと
そんなことを今日は思いました。
ゆとり美人セラピスト/アロマセラピスト
富岡由紀子
綺麗と自信を呼び覚ます
