入院していた時に同室だった方が、翌日に手術を控えて眠れるかどうか…と少し不安な様子でした。
睡眠薬も処方されているけれど、あまり飲みたくないし、でも眠れなかったら困るし、、
とおっしゃるので、しばらくお喋りをして不安な気持ちを話してもらいました。
その後、少し迷ったのですが、手持ちの精油の中からこれなら!と思って香りを嗅いでもらうことに、、、
こんにちは!
45歳からの綺麗と自信をつくる
ゆとり美人セラピスト
村上由紀子です。
千葉・海浜幕張の自宅サロンにて、ゆとり美人セラピー、アロマのレッスン、エフェクティブタッチ®フェイシャルトリートメントをしています。
選んだのは、
オレンジスイートとマンダリン。
その方は81歳。
気持ちが落ち着いて、安眠に導く香りはいろいろありますが、
好みに合わなければ、むしろ逆効果です。
アロマセラピーに慣れていない方でも親しみやすく、好まれる事が多いのは柑橘系。
そして、どこかで嗅いだ事のある香りです。
ティッシュペーパーに、それぞれ1滴ずつ垂らして嗅いでみてもらうと、
ふっと表情が緩んで「いい香りだねぇ」とおっしゃいました。
よかった
オレンジスイートはリラックスする作用や、気持ちを明るくする作用があります。
マンダリンは不安な気持ちに寄り添って、安心感を与える作用があります。
ですが、
こんな時精油の効能を詳しく説明する必要はないと思っています。
「この香りを嗅ぐと気分が落ち着いたり、安心して眠れますよ」
さらっと一言添えるだけ。
「この香りの付いたティッシュを枕元に置いておやすみ下さいね、ほんのりと香りますから」
香りを気に入って下さったのか、何度もクンクンとティッシュに鼻を近づけたあと、おやすみなさいをしました。
翌朝、
「ぐっすり眠れましたよ!睡眠薬いらなかった。」と言って下さり、
ほっと安堵しました。
その後、その日の手術は無事に終わり、また笑顔でお喋りをさせてもらえました。
よかった
リラックスしてもらうためにハンドトリートメントが出来たら良いな、とか
どんな香りが最適かしら?とか、考えたことも以前はありましたが、
アロマセラピーはそんなに特別な事をしなくても良いのです。
アロマセラピーとは芳香療法。
香りを嗅ぐ
ただそれだけでも、人のココロに、そしてカラダに優しく働きかけてくれます。
そして時には、言葉よりももっと伝えたいことを伝える力を持っています。
「きっと大丈夫です。ゆっくりおやすみ下さい。」
そんな言葉の代わりに私の気持ちを伝える事も出来た気がして…
とても嬉しい出来事でした。