人が何人か集まると、
主役となる人と脇役に回る人がいます。
主役は目立ちます。
言いたいことが言えて、自分の意見が通ったり。
輝いて見えたりする。
どちらかと言うと脇役になる人は、引き立て役? 残念な存在なのでしょうか。
こんにちは!
45歳からの綺麗と自信をつくる
ゆとり美人セラピスト
村上由紀子です。
千葉・海浜幕張の自宅サロンにて、ゆとり美人セラピー、アロマのレッスン、エフェクティブタッチ®フェイシャルトリートメントをしています。
私の作るリードフレグランスは、とてもたくさんの精油をブレンドして香りを作ります。
2、3種類混ぜる時はどちらも同じくらいに主役かな?という組み合わせになる事もありますが、
もっと多くの種類を合わせる時は
香りが前に出てくる精油、
後ろの方でそっと香る精油、
入っているのか気付かないくらい馴染んでしまう精油、
など、様々な香りが入ります。
香りの相性や揮発する速さ(時間)を考えて組み合わせるからですが、
その方が良い香りになる事が多いです。
香りに奥行きが出たり、絶妙な調和がうまれたり。
新しい香りに出会え、いつも感動があります
例えばポピュラーな精油、ラベンダー。
1つだけで嗅ぐと決して弱い香りとは言えませんが、ブレンドするとあまり目立って香りません。
まるで皆んなのまとめ役のように。
自分が前に出ないけれど、なくてはならないような、そんな存在に。
お花の香りはとても華やかに目立つ事が多いです。
ジャスミンなどはたくさんの香りの中に少量を入れてもすぐにその存在がわかります。
ベチバーという精油をご存知でしょうか。
イネ科の植物で、根から採られる香り。少し土っぽいような個性があります。
このベチバーは香水、シャネルの5番に入っています。
メインの香りではありませんが、ベチバーがなければあの世界的に有名な香りにはなり得なかったでしょう。
どの香りも本当に素晴らしい。
そしてそれは単体で存在していても素晴らしいですが、
ブレンドして他の精油と一緒に存在すると、また別の表情を見せ、
お互いがお互いを輝かせ合う香りになる。
私はそんな風に感じています。
どんな個性も、どんな役割も、みんななくてはならないもの。
全てが主役です。