金持ち父さんの間違った教え。 | あるグローバル投資家の軌跡。(労働資本⇒金融資本編)
金持ち父さん。

21世紀の人々、特に若年層の
お金に対する意識を変えた本。

その主要なコンセプトは、
何よりも資産を買うということ。

ガラクタではなく、
お金を生み出す資産を・・・。

Eクワドラント(従業員)、
Iクワドラント(自営業)、
Bクワドラント(経営者)、
Sクワドラント(投資家)。

異なる4つの立場でも、
行き着く先は、資産の保有。

これを明確にした書籍。

ただ、注意が必要なのは、
借金を促している部分。

実際には促していないが、
良い借金を促進する側面がある。

これを真に受けると、
資産を買うためなら借金OK、
となりがちになってしまう。

確かに洗練された投資家で、
資産を目利きできればいいが、
なかなか難しい部分もある。

良い借金=金持ちという構図は、
必ずしも常に成立しない等価式。

さらに言えば、ローンの仕組みが、
アメリカと日本で異なる点も注意だ。

アメリカは、ノンリコースローン。
日本は、リコースローン。

ローンを返済できなくなった場合。

前者は、資産を取られて残債がチャラ。
後者は、資産を取られて残債が残る。

この仕組みの違いがあるので、
日本では大抵、担保を要求される。

銀行であっても、質屋同然の状態。

借金の活用は、常に考えるべきだが、
日本の場合は、リコースローンで、
逆ザヤになると相当厳しくなる。

日本では、リスクを銀行だけに
負わせることが難しい構図にある。

これもまた事実なので、
よくよく認識しなければならない。