熟練工は、失業率ゼロの話。 | あるグローバル投資家の軌跡。(労働資本⇒金融資本編)
現在の各国失業率。

低率順で、以下の通り。
・シンガ  1.8%
・スイス  3.4%
・日本   4.2%
・イギリス 4.8%
・オージー 5.4%
・ドイツ  6.8%
・ニュージー6.9%
・カナダ  7.0%
・アメリカ 7.9%
・ユーロ圏 11.7%

スペインやギリシャは、
20%を超える末期的な状況。

統計値の取り方が違うので、
この数値がすべてではないが、
それほど壊滅的ではない印象だ。

国家の大きな仕事の一つが、
人々に仕事を提供すること。

こう書くと、すぐに公務員とか、
公共投資という話になるが、
環境を整備すること。

これが国家の仕事だ。

そして、実は失業率は、
ゼロにしてはいけない。

詳細は、クルーグマンの
経済本を読むと分かるが、
ゼロ=インフレの恐れがある。

少し雇用に緊張感を持たせ、
適正な給与と物価の維持のため、
その数値は、4~6%位がいい。

もっと言えば、実は熟練工の
失業率は常にゼロの状態だ。

仕事に困るのは、手に職なし、
いわゆる非熟練工の人々。

熟練工は常に売り手市場なのだ。

熟練工とはスキルだけでなく、
自分で仕事を組み立てられる。

指示待ちではなく、
周りに指示出しができる。

自覚と責任感がある。

実は、今の日本が弱いのは、
守られた雇用制度のせいで、
熟練工が、不足していること。

会社でボーっとしていても、
お金が貰える腐った環境。

ここに大きな問題がある。

会社が偉そうな態度を取ろうと、
ビジネスに人材は不可欠だ。

だから、雇用関係は常に対等。

今の日本人は、会社に媚びへつらい、
なぜか対等でない関係に見える。

結局は、労働者に力がないから・・・。
もしくは、需要のない分野への固執・・・。

ここに原因があるように思う。

教育指導も本人の適性とかやりたいこと。
そんなアプローチで入っていってしまう。

本来は、世の中に需要のある分野に
参入していくべきだと思うが・・・。

このあたりを本気で考えれば、
今の時代は、失業は怖くない。

というより、失業という概念がなくなる。

産業時代から情報時代に入っている今、
雇われ人にもパラダイムシフトが必要に思う。