これからどんどん個人がエンパワーされていく。
国は時速10キロ、個人は時速150キロで進んでいると考えると分かりやすいかもしれない。
歴史を見ていくと、まず20世紀前半。
完全なる全体主義、国家主義の時代。
第1次大戦からベトナム戦争(=冷戦)に至る歴史がそれを物語っている。
個々人よりも、社会全体の習慣、価値観が強要された古きよき時代だ。
もちろん、この時代にも個性を持つ人々は存在していたが・・・。
そして、20世紀終盤。
相変わらず、国家主義は健在だが、徐々に民間企業へのエンパワーが加速。
国家とは無縁のマイクロソフト、アップルが台頭し、フリーエージェント基盤が確立されはじめていく。
そして、21世紀の今。
グーグル、フェースブック、アマゾンといったロングテール企業の急激な台頭。
今やIT黎明期を支えたハードウェア・ソフトウェア開発企業が、色あせてすら見える。
これらロングテール企業の提供するサービスを使いこなす人種と取り残されていく人種・・・。
この格差は、天と地。
一つ例を挙げるならば、仕入の方法。
近所の市場や国内だけで、情報や物を仕入れる人々。
世界中の人々と瞬時に交渉し、情報や物を仕入れる人々。
道理から言って、どちらが有利かは言わずもがな・・・。
もちろん、昔ながらのやり方にも大きなチャンスがあるが、問題は自分の立ち居地を理解しているか否かかもしれない。
ワタクシも、日々学習を積み重ねていこうと思う。
フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか/ダニエル ピンク

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