この人の理論は、下記の2家の対立で成り立っています。
・ロックフェラー家(米国、つまり世界の支配者)-石油財閥
・ロスチャイルド家(欧州の支配者)-金財閥
ロスチャイルドの100年に渡る屈辱が頂点に達し、これから
さらなるドル売り、米国売りが仕掛けられると説いています。
米国のヘッジファンドが傷んでいる反面、欧州のそれは健全に
運営されており、両者の間に格差がつきつつあるようです。
今回のサブプライムローン問題は、詰まるところ、与信問題で、
実体経済を大きく上回る架空経済で踊り狂った貪欲な米国財界
人たちのの末期症状として現れた現象ということです。(なるほど)
そして、ロックフェラー家は、総帥のデイビッド・ロックフェラー
(90歳越え)と甥のジェイ・ロックフェラー(70歳越え)の争いで、
ゴールドマンサックスを率いるジェイが台頭しつつあることを
説明しています。つまり、米国支配者の世代交代(?)です。
表向きの自由資本主義、民主主義の裏に大きな力が働いており、
言論・報道統制で一般市民には真実が隠されているといいます。
気になる日本の今後については、あくまで対アジア、対中国政策の
一駒に過ぎず、日本そのものを救う動きはないだろうと見ています。
その通りだと思います。自然な流れとして、経済力を失った日本は、
残念ながら世界から見限られる可能性がとても高いと思います。
連鎖する大暴落―静かに恐慌化する世界
著者:副島 隆彦
販売元:徳間書店
発売日:2008-03
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