うちのパン屋の朝はほとんどは4時30分から。特注が入ると自分だけもう少し早く入ることもある。
個人のパン屋で、労働基準法にひっかからない店は九分九厘ないでしょう。うちもご多分に漏れずである。
製造スタッフは社員が2人、H君(3?才)とYちゃん(2?(前半ですよ、彼女のために言っておくけど)才)は2人とも4時30分に仕事を開始する。
H君は時間にはほんと確実で、遅刻は1回もなし。きっちりしている。
Yちゃんはまだ入ってから1年ちょっと。最近段取りもよくなってきたので、早くても4時10分くらいだけど、以前は3時半くらいに入ることもあるくらい、まじめ~な女性である。
で、店長の自分は、最近しょっちゅう、このYちゃんに起こされる。うちは店舗つき住宅で1階が店、2階が住居で、カギは貸してないので、自分が寝坊するとドアホーンがなるのだ。自分は、形態の目覚まし機能は活用しているつもりだが、最近年のせい?(41歳)もあるけど、寝るのがだいたい12時過ぎなのもあるんだろうな、ほとんどYちゃんのドアホーンのお世話になっている。
こんな朝から始まって、一気に製造開始、10時過ぎに1回目の休憩&朝食タイム。でも、長くても一人15分くらいかな。飯食って、ちょろっと新聞読んだらもう仕事である。
また、ドドーッとパンを作って、昼前には役場や工場などへ配達もある。で、昼過ぎは翌日の生地仕込が中心で、14時くらいから交代で約1時間のお昼休みに入る。その後、引き続き翌日の材料(カスタードなど)の仕込やら、焼き菓子の焼成をH君とYちゃんでこなしていく。自分は事務処理やらネットの更新などデスクワークの時間になる。で、店が19:00に閉店、片付け、掃除が終わるのが早くて19時過ぎ、普通は20時近くまでかかって、やっと仕事が終わり。
こんな感じだから、スタッフの実働時間も13時間半近い。これって社会保険事務所にばれたら、大変なのだろうなぁ。
でも、これからこの労働時間はどんどん見直していかなくては、リテイルベーカリー(個人のパン屋のこと)の未来は暗い。労働生産性をあげていく必要がある。
もともとこの労働生産性が低いのがパン屋であるから、経営者としては、何とか固定概念を吹き飛ばして、労働時間の短い、週休2日制も可能なくらい売上を伸ばし、無駄なコストをカットしていかなければならない。課題はまだ山積だ。