図南の翼 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)/講談社
¥693
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読み終わりました。
この本、かなり昔に買ったと思うのですが、読んでなかったっぽいです。
十二歳の女の子が、彼女なりに考え、幾多の出来事から成長していく。まだまだ子供だけれど、彼女の短所を補う人間が自ずと集まってくる。
人を統べる事とは、生きるとは。
何もかもが綺麗事では済まされない。
見たくないものを見、時には歯を食いしばって決断し、嫌なことも受け入れる。
それが生きていくというものなんだな、と感じました。
主人公が幼いから、考え方も分かりやすくて、自分たちが目を背けそうな事もきちんと見なきゃいけないって事が書かれてるように思いました。
それにしても、更夜が出てきた時に、誰だっけ…と思い出せなかった私。
またシリーズの最初から読み直そう。
あと、奏王も、違う人じゃなかったっけ?