【ケロッグおまけ】昭和のハードセル駄鉄トイで遊ぶ | 鉄道模型900ちゃんねる

【ケロッグおまけ】昭和のハードセル駄鉄トイで遊ぶ

 
7、8年ほど前、 往年のお菓子のおまけ集めにハマった時期がありまして。
 
今は店じまいされたようですが、中野のレンタルケースに
そっち系に特化した出展者さんがいらしたので、
仕事帰りに しょっちゅうチェックしに行っていました。
いやらしい言い方ですが、子供の時に手にできなかったり
紛失したものを、大人の経済力で買いまくりました(笑)

 

試しに グリコのおまけの路面電車に津川のすし電動力を

はめてみたら、 改造なしでぴったりとはまり、感動しました。

今年発売予定の津川「プレジオベースhandy Light(試作サンプル)」を
クルクルとよく走り、正月からほっこりしてます(笑)

 

そこで、この古いケロッグのおまけにも

パワーユニットを組み込んでみたくなりました。

パッと見ただけでグリコほど楽ができないのは一目瞭然。

 

それにしても昭和時代の化石レベルのユルトレというのに、

ハードセルロイドは普通のプラスチックに比べて

成型色の退化がほとんどないのがすごい。 特に客車のイエローと、

機関車のちょっと赤みがかったブラックの美しさ!

調べてみた原料の分子から推測すると、通常プラスチックよりも
ハードセルは強度的にはもろいものの、顔料をより“保湿”できる
分子構造だということがわかりました。

 

さて、まずは機関車の車輪を外します。

中身はご覧の通りがらん洞。

 

 

津川洋行のすし電パワーユニットを合わせてみます。

さすがワンタッチでは装着できないものの、機関車の動輪と

ユニットのホイールベースがほぼ一緒、というのには

製作する上でのテンションが上がりますね。

 

 

プラ板でサポートフレームを作り、ボディーとフレームに

オモリを乗せました。

 

津川のφ5.5mm の車輪を、

パイプ状のプラ棒(エバーグリーン製・φ2mm)をスペーサーとし、

このように調整しながら取り付けます。

 

これで往年のケロッグのおまけが、晴れてNゲージデビュー。

 
走行動画はこちら。

 

また気が向いたら、変なものに動力を入れてみようと思います。

 

続く。