コッペル保存鉄道仕様その5-3・変態改造編(緑/終)
変態改造編(緑)の第3回。
けっこう続いた津川洋行 コッペル保存鉄道仕様の
改造シリーズもいよいよラストです。
休日を全て改造に捧げ、行くところまでイッちゃいましょう!
まずは前回、塗装したボイラーを完成させます。
別に作っておいた煙室と合体。
これだけでもなかなかそれっぽくなってきました
ボイラーバンド他にゴールドの差し色をし、
細かい部品をドレスアップ。
キャブと煙室扉以外、ベースはほぼガンプラの
ディテールアップパーツというのがすごいです(笑)
サイドタンクで隠れる部分は、走行装置のクリアランスのために
大きくえぐってあります。
メンテナンスしやすいように、
ビスなしのはめ込み式、という当初の目標はクリア。
0.1mmのエナメル線で、作用菅を作ります。
止めバンドは0.1mm厚のプラペーパーです
ついでにスチームチャンバー前方に、
でか目のスチームセパレーターも追加しました。
色的には英国SLなのに、「コッペル黒編」で目覚めた
無骨でにぎやかなドイツSLの機器レイアウトのエッセンスも注入。
キャブ内の前方には、Bトレ用のウェイト。
コールバンカーには石炭も積み込みました。
黒のウェイトがあまり目立たないのが幸いで、
かろうじてキャブの向こう側が見えます。
ボイラーの左右と上に一通りのパーツが付いたので、
あとは前後を調整します。
ノーマルより一回りでかくなった顔面。
多少雰囲気が変わって、煙室ハンドルとのバランスもよくなり
いい感じです。
単機でのバック運転も考慮し、
テールのデザインも立体的にまとめてみました
これでボイラー部分が完成しました。
いよいよラストフェイズ、下回りを完成させます。
緑、赤、黒のカラーの組み合わせはかっこいいですね。
動力は、見えない部分には手を加えましたが、
津川製コッペル動力をアピールしたいので
見える部分はディテールアップせずにそのまま。
前後の動力の間隔は、3mmほどでもけっこうな余裕があります
ボイラーの芸風に合わせるために、
下回りもディテールアップパーツを加えましょう。
またまたガンプラディテールアップパーツを中心にポンプを製作。
黄色の部分はGM製の保線車両のパーツです。
上のネタバレ写真ではとんでもなく雑な感じですが、
塗装すればそこそこ見れるようになるのが面白いです。
小さめのエアタンクも作ります。
鉄コレのなにかの床下機器をカットしたものです。
それぞれを塗装し、こんな感じで装着。
サイドタンク下の部分に、ストッパーを兼ねたステップを追加。
前後動力ユニットの隙間が、多少目立たなくなります
細かい色差しをして下回りが完成。
当初の目標性能を大幅に上回り、
R50mmのカーブもなんとか通過可能です。
いよいよボイラーと合体させます
逆にオモチャっぽくなったりしますが、
この模型の場合、ディテールアップした方が
「乗降口からずれているハシゴからどうやって乗り込むか」
を考慮しての、手すりワークとステップがポイントです(笑)
を考慮しての、手すりワークとステップがポイントです(笑)
フリースタイル模型はどうも…… という人は、
津川コッペル動力を使って、かつての国鉄マレー蒸気機関車、
4500形などを再現してみるのも面白そうですね
(画像はWikipediaより)
走行動画はこちらです。
これにて「津川洋行 コッペル保存鉄道仕様」をネタにした
一連の改造シリーズ、完結です!
まぁ個人的にコッペル動力にハマってるので、
なにかやるかも知れませんが(笑)
つづく。