電池式パワーパックを自作してみる | 鉄道模型900ちゃんねる

電池式パワーパックを自作してみる

最近色々と小型模型のプレゼンの機会が多いので、
ケータイできる電池式のパワーパックが欲しくなりました。
そこでJokeTrackアクセサリの開発も兼ねて、試行錯誤しながら
手作りでプロトタイプを作ってみようと思います
 
 
市販品では、鉄コレやロクハンの電池式パワーパックがありますが、
携帯しようとすると意外にかさばります。
 
そこで今回は特に、小ささと携帯性能にこだわってみようと思います。
 
パワーパックの構造は単純。
必要なのはバッテリーソース(乾電池)と電源スイッチ、
ボリュームコントロールユニットに逆転スイッチの4要素です。
 
簡単な図にするとこんな感じ。

まず1番シンプルなものを考えてみます。
 

往年の食玩「ZJゲージ」の逆転スイッチ付き、

単四電池3本の電池ボックスに

ボリュームコントローラーを取り付けてみました。
5.5センチ平方、高さは3センチほどです。
これだけで十二分にパワーパックとして成立しますが、美しさのかけらもありませんね(笑)
 
 
次にパワーソースを外部から給電するタイプ、
コントロールユニットの小ささの限界に挑戦してみます。
 
 
ボリュームコントローラーの基盤を中心に、
オンオフスイッチと逆転スイッチをぎゅっと寄せて配置してみました
 
 
ボリュームつまみを除けば、37ミリ平方、高さ21ミリという、
驚異の小ささのコントロールユニットが完成しました!
 
正面から見るとこんな感じ。
透明プラ棒を使って電源LEDを導光しています。
 
 
 
単三電池4本の電池ボックスに取り付けると、
これだけ余ってしまいます
携帯性にやや難があるものの、
使い勝手は素晴らしいです
 
 
 
そして百均で見つけたクローゼットライト。
筐体がそのまま使えそうだったので、
試しに利用してみましたが…
 
結構簡単に加工できました。
携帯性、使い勝手、耐久性、ルックス、ほぼ完成形に近いですが、
もし3千円程度で市販するとなると、
一つ50円位で仕入れないと元が取れそうにありません。
 
 
 
電池のハウジングもそのまま利用できるので
とてもスマートです。
もう一つ、百均で木製のトレイを見つけたので
パワーパック内蔵型のジオラマベースにしてみました
 
 
 
 
小型の「プレジオベースA4」みたいにしてみようかと思います
 
これらの中からスタジオ車輪人(しゃりんちゅ)の
新製品ができるかどうかは今のところ全く未定です。
第一、呉尾が欲しいと言うだけでリサーチさえもしていませんし(笑)
「こんな感じのパワーパックが欲しい」と言う方がいらっしゃいましたら、
お気軽にご要望をお寄せください。
 
ハンドメイドでしたら、今まで通り制作オーダーも受け付けております。