オオタキ1/50 E10製作記 04・左側/フロント製作
オオタキの1/50、絶版E10製作記の4回目。
前回はパイピングの集中する右側を制作したので、
今回はこちらの左側を重点的に制作してみたいと思います。
それにしてもこのE10は、見えない部分まで
ちゃんと作り込んであります。
車体中央のエアタンク、フロント部分の給水加熱器などなど。
大滝にはD51のメッキ仕様はありますが、
透明仕様のものがあっても楽しかったと思います。
今回は手始めにオイルポンプを作ります。
元々ポンプと取付け金具の位置自体多少おかしいのですが、
気にせず配管を追加してそれっぽく見せます。
次に調整バルブ。
オリジナルのものは途中でぶつ切りになっており、
ワームホール的な空間を通って、
レリーフ表現されたボイラー一体のパイプへと繋がるようです。
ちゃんと1mmプラ棒を使って、3次元空間的ラインへと
ダウンパラダイムしてあげましょう。
パイプがちゃんと3次元空間的に繋がりました。
汽笛はオオタキの中では最高レベルのもの
ここで活躍するのが津川洋行の半分に切ったドローバー。
このスケールの配管留めとして最適です。
ついでにコンプレッサーも小改造してみました。
(LSベースではあるもののC10/C11のものはかなりひどい)ですが、
実物を手本にもうちょっとグレードアップ。
ハンドルとプルロッドが結構目立ちます。
真鍮線でプルロッドも追加しました
炭庫にはバッテリー(単5間電池2本)を収納。
こんな感じで非公式側の左側が完成。
手すりは制作中に絶対折る自信があるので、
0.5ミリの真鍮線で自作しました。
左右、幅が違うのが特徴です。
クリアレッドの尾灯パーツはあまりいい出来ではないので
通常の標識灯パーツを採用します。
地味ですが、なかなかかっこよく仕上がりました。
E10のエアパイプは、シリーズ唯一、本物と同じように
まぁこれはこれで微妙な出来なのですが…
持ち手をつけてちょっとだけグレードアップさせてみます。
持ち手はエナメル線。