D51プラモ比較組み! 最初期オオタキvs最新アリイ/vol.2 | 鉄道模型900ちゃんねる

D51プラモ比較組み! 最初期オオタキvs最新アリイ/vol.2

オオタキ製の最初期のものとアリイ製の最新のもの、
新旧デゴイチプラモデルの比較組立て、第二回です。




今回はキャブ周りを組み立ててみようと思います。


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ボイラー バックプレートの比較です。

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石炭投入口の形状やパイピングのモールドが違います。
アリイ版のほうがモールドが多めです。

メーター部品の比較。

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アリイ版には針や目盛りのモールドが。



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アリイ版の方が全体的にモールドは深めな印象です。

キャブの構造はまったく違います。
アリイ版の4面一体成型に対して、オオタキ版は組立て式。
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側面の銘板ポケットは、ただの穴です。
後部仕切り妻は長く、リベットの表現が。


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一体成型となり、各部が実感的に進化してます。
後部仕切り妻は短く、リベットの表現はオミット。

ちなみに、オオタキ版はこの初期タイプ発売から2年で
下回りの金型を大幅に改修(進化した「なめくじ」仕様に合わせた)し、
キャブやテンダー、台車などが一体成型になった、
アリイ版のルーツを発売しています。
※D51と同時期に発売されたC62の金型は改修されてません

この初期D51は、絶版となったE10や9600よりも、
ある意味レアな模型と言えるかも知れません。

次回はボイラー周りを比較組みしたいと思います。