さて、今回は、一般市販していない、プロギア契約プロが使用しているドライバー プロギア 2020年RSF プロトタイプ 1クローバーモデルの試打インプレッションです。
このモデルは、限定生産のため、契約プロ用になっていましたが、一部限定販売するようです。
ということで、、、
今僕が使っているクラブは、PRGRのRS5-Fを使用しています。
それで、このRS5-Fも非常に、スイートエリアも広く、反発も高いモデルで、気に入っています。
しかし、、、、PRGRの契約プロは、いま、殆どこのプロトタイプモデルに移行しています。その理由も、実際に打ってみて確認していきたいと思います。
まず、、、構えた感じは、、プロトタイプの方が少し小さい感じがしますが、シェイプは、ほとんど同じですね。
ロフトは、今使っているRS5-Fは、9.5度表示ですが、リアルロフトは、10.2度です。
ソールのデザインは、ほとんど同じですが、RS5-Fは、後方に、ウェイト1個に対して、プロトタイプは、前方と後方の2か所あり、RS5-Fよりも、前重心になっていることもわかりますね。また、ウェイトも、従来のウェイトは互換性がありませんが、パーツブランドとして販売しているPRGR TUNE用のウェイトが使えます。
そして、今回のヘッドは、ロフト表示はありませんが、10.5度のヘッドがベースと言われています。
さらに、このプロトタイプについては、もともと契約プロ用に設計されています。プロが使って、いい結果が出るクラブ、、、つまり、、、前提がプロ用ということです。
そして、、、プロが、ドライバーヘッドに求めること、、、。
それは、間違いなく飛距離ですね。
どんなに顔が良くても、どんなに打感が良くても、今までのクラブ以上に飛ばないと、替える必要性を感じないと思います。
それと、コントロール性能、、少しドローで、、とか、少しフェードで、、、など思った通りコントロールできることも大事です。
そのため、、、RS5-Fの特長でもある、高初速エリアを広げることは、プロにはあまり意味のないことです。
しかし、2つめの特長である4点集中設計による強芯は、プロにはかなり効果的ですね。
RS5-Fは、この4点集中設計による強芯に、アマチュアに向けて高初速ゾーンを拡張したとも言えますね。
それで、実際に打ってみました。
まず、、、初めに感じたのが、打感の良さです。RS5-Fも結構いい打感だったのですが、プロトタイプは、さらに柔らかい感じがしますね。ボールがフェースに一度くっついてから飛び出すみたいな感覚になりますね。
それと、ボールは、結構ちゃんと上がります。後、、、ボールはつかまる感じは少ないので、左を恐れず、振り切れますね。
それと、距離はやはりRS5-Fよりも飛んでいます。ただし、、、設計通り、飛ぶゾーンは、狭い感じですね。大きく芯を外すと、距離は落ちてきますので、高初速エリアの広さは、間違いなくRS5-Fの方が、広いです。
フェードや、ドローも打ってみましたが、比較的曲げようと思うと曲がる感じになっています。
この辺りは、直進性が強いというより、ボールをコントロールしながら、飛ばしてコース攻略するという感じになりますね。
なかなか、打つ機会や見る機会もないモデルですが、プロ用のクラブは、こうなっているみたいなことを感じていただければと思います。