デコボコグリーンに合うパターとは! | ★ギア・スイングの話2

★ギア・スイングの話2

GDOブログの閉鎖とともにこちらに引っ越ししてきました。なぜか、ゴルフ販売技術者資格も持っているけど、ゴルフ業界では働いていません。自分の気付いた事などいろいろ書いていきます。(^^;) オフィシャル Hdcp 0.

さて今回は、デコボコグリーンに合うパターのお話です。

 

 



ということで、、、、、、。

先日ホームコースへ行ってきましたが、グリーンがこの時期特有の難しさになっていました。

それは、グリーンがデコボコになっていることです。

といっても、所謂ポテトチップスグリーンのことではありません。スパイクで踏んだ跡の凹みのことです。

特にカップ周りの凹みは、結構ありました。

だいたい、丸いスパイク鋲の形に合わせて2~3ミリの凹みが連なってデコボコになっています。

これは今のルールでは、ピッチマークではないので、修復ができません。

結果として、カップ周りのボールスピードが落ちたところで、このデコボコに当たり、思わぬ方向にボールが曲がります。

この間は、60cmのショートパットで少し切れるスライスラインが、30cmのところにあるスパイク跡の凹みに当たり、スライスしてフックして外したというのもありました。

凹みがあるのはわかっていましたが、どっちに曲がるかまではわからないのでラインの通りに打ったら、凹みに当たって逆に曲がって行きました。

この場合、どのように対処するのがいいのかということですが、方法は2つです。

1:ボールスピードを上げる。

ある意味パッティングの基本ですが、スピードで多少のデコボコに負けないようにすることです。特に上りのパットには有効です。

2:ボールをジャンプさせる。

ボールを上げて、デコボコを空中で避けるように打ちます。ちょっと、えっと思うかもしれませんが、ある程度の距離であればパターにロフトが付いているので、少しボールはジャンプします。そうすればどっちに曲がるかは気にせず打つことができます。

それで、ジャンプさせるために必要なパターの機能ですが、それは、ロフトです。一般的にパターのロフトは、3~4度が多いですが、この場合、もう少しロフトがある方がいいですね。

後はスクープソールのパターもいいです。

スクープソールというのは、シャフトを垂直にしたときに、ソール後方が浮いているソールのことです。バンス角で言うと、マイナスバンスになります。

最近は、スクープソールのパターは減りましたが、昔のピンアンサーは、このスクープソールでした。

このスクープソールかどうかは、少し解りにくいのですが、ソールをペタッと付いたときにシャフトが構えてる方向から見て、右に倒れるようだとスクープソールです。

元々ピンパターの設計思想に、バックスイングを引きやすくする目的でスクープソールになっていましたが、ソールの座りが悪いのと、グリーンが短く刈られる高速グリーン全盛になってからは、スクープソールのパターはあまり見かけなくなりました。

僕はパッティングのストロークは、あまりハンドファーストに構えず、インパクトは、ほんの少しだけロフトを付けて打ちます。

これはインパクトでマイナスロフトにならないための保険です。

人工芝のパッティングマットでは、インパクトでマイナスロフトやロフトが0の方が、転がりはいいです。

しかし、実際のグリーンでは、芝は均一ではないし、面も平ではなくデコボコです。ボールも芝の上では少し沈みます。

それで、その自然のグリーンに対応するということでそのようにしています。

まあショットでストレートを打たず、少しドローかフェードで打つのと同じ考え方ですね。

ショットの保険が、理想の軌道より少しずらすことで、誤差が出ても、逆玉が出ないようにするのと同じです。

理想の転がりの追求も大事ですが、保険をかけるのも大事ですよ。

ということで、、、、USモデルのパターの詳細情報はこちら!!!

 

 オデッセイのミルドコレクションなど、かなりお買い得なモデルはこちら!!!