さて、今回は、機会があって、箱根カントリー倶楽部に行ってきました。
ということで、、、
温泉で有名な箱根ですが、箱根にも結構いろいろなコースがあります。
今回は、その中で、名門とも言える箱根カントリー倶楽部に初めて行ってきました。
箱根カントリー倶楽部は、箱根の中でも比較的御殿場に近いほうにコースが位置しています。
横には、トーナメントを開催している大箱根CCがあり、どちらのコースも比較的大きなアップダウンは少なく敷地に余裕がある造りになっています。
まず、、、このコースは、乗用カートではなく、電動カートにキャディバッグを積み込んでの歩きラウンドが基本になっています。
そして、しっかりした広い練習場とアプローチ、バンカー練習場、パッティング練習場は、OUT・INのそばにそれぞれあります。
パッティング練習場は、OUT側にあるところは、比較的フラットな面の練習場になっていて、IN側は3段グリーンの形状になっていて、それぞれ違った練習ができる環境になります。
1番ティーに立つとコースの雄大さが目に入り、ホール幅もかなり広めになります。
そして、、、メンテナンスは抜群に良いですね。この暑い時期でも、しっかりとしたグリーンになっていて、グリーンの状態はきれいです。
ラウンドした当日は、グリーンの速さ、11.2フィートになっていました。
そして、微妙にうねっているグリーンと、芝目の強さで、本当にグリーンは、読みにくいです。
ここは、傾斜だけ見てもだめなので、グリーンは慣れないと難しいですね。
さて、、それで、コースですが、距離もあり、コースも広めなので、間違いなく飛ぶ人有利のコースです。ベントの砲台の1グリーンで、グリーン面積も大きめで、バンカーも効いているので、グリーン周りからのアプローチはかなり難しいです。
そして、特徴的なところが、グリーン手前のエプロン部分。
グリーン手前30ヤードくらいから、ベント芝のエプロンで短く刈られているため、そこまでの野芝のフェアウェイとまったく違う感じになります。
野芝だと、少し手前にクラブが入っても多少滑って大きなミスになりにくいですが、箱根CCのグリーン手前は、ベント芝のため、極端な言い方をすると少し伸びたグリーンからアプローチする感覚になります。
そのため、ボールは、芝から少し沈んでいる状態で、ダフるとまったく飛ばない状態になるので、このゾーンにボールがあるとアプローチに神経を使いますね。
特にこの時期は、水が必要なので、かなり柔らかかい状態になっているので、余計に難しいですね。
きっとアプローチ苦手な人は、パターで打っていると思います。
そして、このエプロン部分が砲台のため少しグリーン面が高くなります。
通常の感じだとグリーン手前に低くキャリーすれば、転がってグリーンに乗ることも多いですが、このエプロン部分は、柔らかいベント芝のため、ここにキャリーすると、前に転がりません。
そのため、グリーンを狙うショットは基本的に、キャリーでグリーン面に届かないとすべて手前で止まってしまいます。
このコースを攻略するには、高いスピンの効いたショットが必要ですね。
それとグリーン周りのアプローチ。ここも、ピンまでの間に複数の面が存在する感じなので、どこにキャリーを落とすかで、結果がまったく違ったものにもあります。たとえば、20ヤードのアプローチで、手前10ヤードは、右に傾斜していて10ヤードから先は、左に傾斜しているとかです。
こうなるとたとえば、グリーンエッジから2~3ヤードの位置だからといって、ランニングアプローチのほうが易しいとはなりません。
手前の右傾斜へのタッチで、どの程度右に流されるかなどしっかり読まないとピンによってはくれません。
そのため、打ち方は、多少リスクのあるフェースを開いたピッチショットのほうがよりやすい場合もあります。
この場合で言えば、手前の10ヤードはキャリーで超えて、その奥10ヤードからの傾斜だけを読む感じですね。
このように、グリーン面が複雑な形状で、しかも、傾斜を読むだけではなく芝目も含めたライン読みが必要なので、アプローチの方法も単純なピッチエンドランだけではなく、スピンの効いたピッチショットや、ロブショット、スピンの効いたランニングアプローチ、スピンの効かないランニングアプローチなど、いろんな場面に対応できるアプローチショットが必要になります。
このようなコースは、本当に技術の向上を促すコースなので、良いですね。
しかし、、手入れは、本当に行き届いているので気持ちよくラウンドできますね。
機会があれば、行ってみてください。
ということで、、、箱根カントリー倶楽部の詳細情報はこちら!!!