
ということで、、、
ゴルフのスコアを向上させることにおいて、アプローチの役割はかなり大きいです。
プロゴルファーでも、パーオン率は、60~70%くらい。それでも、アンダーパーでラウンドできるわけです。
そのためには、グリーンを外した時にいかにパーを拾うことができるかということが大事になります。
アマチュアにおいてもグリーンを外した後に、1パット圏内にアプローチを寄せて以下に1パットでホールアウトできるかどうかが、スコアの向上に欠かせません。
では、どうすれば、1パット圏内に寄せることができるアプローチができるか?
ということですが、、、
大事なポイントがいくつかありますが、大きくこの3つです。
1:アプローチの難易度の確認
2:アプローチの方法の選択
3:アプローチで狙うポイントとクラブ選択
そして、、、アプローチがうまくなればなるほど、この3つのポイントがはっきりわかるようになります。
まず、1の難易度の話ですが、基本は、グリーンから、離れれば離れるほど、難しくなります。そして、ライが悪くなればなるほど難しくなります。それと、落とす面が下りがきつくなるほど難しくなります。後は、寄せるために狙う場所が狭くなるほど難しくなります。
概ね、この4つの組み合わせです。一方この逆になればなるほど易しくなるということです。例えば、グリーンまで30cmのグリーンエッジでグリーンからピンまで4ヤードでのぼりのラインであれば、そこから、グリーンに載せて1パットでホールアウトするのもそれほど難しくないと思います。また、ほとんどの人は、パターで寄せると思います。
実際、プロや上級者は、ライと状況で難易度の高さをすぐ理解できます。
次にどのようなアプローチの方法を取るかというところですが、アプローチの基本は、一番寄る確率が高く、ミスをしても大きなミスになりにくい方法がベストです。
例えば、ピンまで10yでグリーンエッジから3ヤードのフェアウェイで、ピンまでやや上りで、グリーンのアンジュレーションもない状況だとします。
このような状況で、ロフトの大きなウェッジでロブショットをするプロはいません。ほとんどのプロは、ウェッジを使ったランニングだと思います。理由は簡単で、一番寄るもしくはカップインする確率が高く、大きなミスにならないからです。
プロがウェッジでのランニングで大きなミスにならないのは技術が高いせいですが、アマチュアでは、パターでも十分だと思います。
ロブショットをしない理由は、すこしのミスが結果として大きなミスに繋がるからですね。
実は、アマチュアでのアプローチミスは、このようなミスが多いです。 つまり、状況と技術に合わせて、一番確率が高くて、一番ミスが出にくいアプローチの方法を取っていないということです。
選択したクラブを素振りを見るとどのようなアプローチをしたいかわかるので、ミスの予想もつくわけです。そして、トップや、ザックリのミスをしたとしても、プロの目からすると”やっぱり”と映るわけですね。
プロとは、技術が違うので、プロと同じクラブで同じうち方は難しいかもしれませんが、自分なりに寄る確率が高くてミスが出にくい打ち方をマスターする必要があります。
僕の場合、一番ミスしにくいアプローチの方法は、52度を使ったランニング~ピッチエンドランです。
深いラフは難しいですが、フェアウェイ、浅いラフ、裸地などで使用しています。
打ち方も一つではなく、いくつもの打ち方をしています。
ひとつは両足をそろえて、ややオープンに構えて右足のすこし右くらいにボールを置いて、インパクトでハンドファーストのまま打つ方法です。あとは、それの応用で、もう少し左足寄りにボールを置いて、少しキャリーを出して転がしたりというのもあります。左足上がりのライからの時もよく使います。
場合によっては、PWや58度のウェッジを使うこともありますが、僕にとっては、一番慣れていて距離感が出しやすいです。
というのもこの打ち方だと、多少トップしても、同じようなところに止まるからです。すこしダウンブローに入れば、強いボールになりますが、スピンも結構掛かり、すこしトップでは、スピンは減ってその代り、芯に当たらない分だけボールに勢いがなくなり結局同じ感じのところに止まります。
あと、、、ボールに対してクラブヘッドがコンタクトしやすい角度になるというのもあります。58度だと、どうしても、フェースが寝ているので、インパクトの瞬間にすこしボールがフェースを駆け上がる感じになりますが、52度であれば、あまり駆けあがらずボールが飛び出す感じです。
このように得意なアプローチを一つでも身につければそれだけで、スコアの向上に役に立ちます。
ぜひ、寄りやすくミスしにくアプローチの方法をひとつ身につけてください。
ということで、、、
GDOの会員ならかなりお得です。