さて、今回は、クラブセッティングを考えるにあたり、外してはいけないスペックのお話です。
ということで、、、、
8月号のゴルフクラシックを買いました。
この号には、ドライバー重心ハンドブックという付録がついています。
この付録に掲載されていることは、メーカーごとのドライバーの様々なスペックです。
体積、重量、慣性モーメント、表示ロフト、リアルロフト、ライ角、フェース角、FP、重心距離、重心深度、重心高、重心高2、重心角です。
古いデーターは、1995年のモデルもあります。
そして、このデータは、カタログスペックではなく、すべて、実測データというのがすごいですね。
いろいろな、データがありますが、この中で、僕が一番注目している数字が、重心距離です。そして、次にフェース角。3番目に重心角です。
実は、この3つの数字は、クラブヘッドのつかまり度合いに影響がある数字です。
もちろん、FPも、ライ角も影響がありますが、僕は、この3つを確認します。
例えば、僕が今使っているPRGRのRS-01ドライバーの重心距離は、36.7mmです。そして、フェース角は、-3.1度、重心角は、26.7度です。
これは、重心角と重心角は、つかまり指数がやや高く、フェース角はかなり捕まらないという感じです。
これは、ヘッドは返りやすいが、右に向いたフェースで左に行かせないという仕様だという感じです。
例えば、他のドライバーを検討する場合、この数値を比較すると、今までのクラブと次のクラブの違いが判ります。
例えば、いま、話題のテーラーメイドのM1や、M2を次のドライバー候補と考えるとします。
M1 460は、重心距離:37.4mm、フェース角:-2.5度、重心角:19.8度です。
M2は、重心距離:39.4mm、フェース角:-1.0度、重心角:23.3度です。
これで、見るとM1のほうが重心距離が短めですが、フェース角が結構オープンです。そして、重心角も少ないとみると、今使っているPRGRのRS01よりは、少しつかまりが悪いと想像できるわけです。
M2と比較するとさらに重心距離は長くなりますが、フェース角が少しオープンくらいで重心角もちょっと少ないだけとみると、こちらも、同じように少し今のクラブよりもつかまりが悪くなるとわかります。
逆に言えば、今使っているクラブで左へ行くミスが多いのであれば、買い替えによって少し、このようなミスが少なると考えられます。
逆に今使っているクラブが右へいうミスが多いのであれば、さらに右へのミスが増えると考えられます。
このようにスぺックにより、今のクラブより、どう変化するかということが事前にわかるので、このような情報は重要です。
このような情報を踏まえて、次のクラブを選択すると、買って失敗したということは、少なくなると思います。
スぺックは、重要ですよ。
ということで、、、テーラーメイド M1の特注クラブはこちら!!!
テーラーメイド M2の特注クラブはこちら!!!