全米オープンゴルフに優勝したダスティン.ジョンソンのクラブセッティングで参考になるポイントとは! | ★ギア・スイングの話2

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GDOブログの閉鎖とともにこちらに引っ越ししてきました。なぜか、ゴルフ販売技術者資格も持っているけど、ゴルフ業界では働いていません。自分の気付いた事などいろいろ書いていきます。(^^;) オフィシャル Hdcp 0.

さて、今回は、全米オープンゴルフに優勝したダスティン.ジョンソンのクラブセッティングで参考になるポイントのお話です。








ということで、、、


世界トップクラスの飛距離を誇るPGAツアーのダスティン.ジョンソン。全米オープンでの平均飛距離も316y、、、とこちらも全選手中トップでした。本戦に入ってから、雷雨で順延という中で、本来硬かったフェアウェイやグリーンもソフトになり、ティーショットがあまり転がらないという中で、310yをキャリーで打ってこれるパワーはすごいですね。


それでは、そのパワーヒッター ダスティン.ジョンソンのクラブセッティングですが、まず、、クラブ契約は、テーラーメイドになっています。


DW:TaylorMade M1 10.5度のヘッドを11度にカチャカチャ。シャフトは、Speeder EM2 661 X 45.75インチ、D4.

3W:TaylorMade M1 3HL 17度のヘッドを16.5度にカチャカチャ。シャフトは、Aldila RIP Alpha 90X

IRON:TaylorMade UDI #2
   
   TaylorMade Tour Preferred MB 3~PW

Wegde:TaylorMade Tour Preferred EF 52-09,60-10

Putter:Scoty Cameron Prototype

です。

まず、、興味深いのは、飛ばし屋のダスティンのドライバーのロフトですが、10.5度のヘッドを使って、11度にロフトアップしていることです。

そして、M1の錘のポジションは、フェース寄りのものが、センターで、後方についている錘の場所は、一番後ろになっています。つまり、重心深度を深くしているということですね。

ロフトアップに調整しているということは、標準より、フェース角も0.5度フックになっているということでもあり、フェース面のオープンは好まないようです。

ダスティンのスイングの特長は、なんと言ってもトップでの超シャットフェース。そこからダウン~インパクトの間にスクエアに戻してきますが、ドライバーでもハンドファーストインパクトにより、ロフトを立てるようにインパクトします。

そのため、11度のロフトが必要だということですね。決して高弾道のボールを打つためではありません。ドライバーでもすこしダウンブロー吟味にヘッドを入れるので、このロフト設定になっているようです。

そして、次に注目すべきは、3Wです。




日本に入ってきていない、3HLという17度のヘッドをチョイスしています。そして、そのヘッドに対して、0.5度ロフトを立てています。

そして、錘の位置を2つとも一番トウ寄りに設定しています。この2つの調整は、単に弾道を抑えるために立てているというよりも、重心距離を長くして捕まりすぎないようにしているということですね。

ドライバーとFWで重心距離を比較すると、FWの方が重心距離が短く、捕まりやすいという特性を、フェース角と錘の位置で、調整していますね。

これが、M2 FWではなくM1 FWを採用している理由ですね。

15度のヘッドをフェースをオープンの方向で調整するとさらにロフトが立って打ちにくくなります。そのために3HLですね。

このあたりは、ヘッドスピードが全く違うアマチュアにも参考になります。


そして、、アイアン。  テーラーメイドのマッスルバックです。  そして、日本では、プロの使用もほとんどなくなってきた3アイアンから入っています。

これこそ、パワーヒッターの証ですね。マッスルバックのアイアンと言い、3アイアンからのセッティングと言い、はっきり言って参考になるべきポイントは、ほぼ ありません。相当なパワーヒッターでない限り、このセッティングでは使いこなせないと思います。


ウェッジは、52度と60度のセッティング。やはり、USツアーでは、60度が一般的ですね。これは、使いこなすのがかなり難しいロフトですが、地面が硬いセッティングが多いUSPGAツアーならではかもしれません。


あと、、、パター。

スコッティキャメロンのプロトタイプですが、NEWPORT2タイプのモデルですね。 あの超高速グリーンに対して一番重要なのは、自分のタッチをきちっと出せるかというところだと思います。

タイガーもこのタイプのパターをずっと使っていて結果を出していますので、フィーリングが出しやすくて、構えやすいということでしょう。通常のNEWPORTよりも直角のラインが多いので、フェース面を合わせやすいのかもしれませんね。


ということで、、、テーラーメイド M1ドライバーはこちら!!!

         日本人に入っていない テーラーメイド M1のFWはこちら!!!

         スコッティキャメロンのUSモデルは、こちら!!!