
ということで、、、
前回の記事に続きですが、(前回の記事はこちら!!!)ドローヒッターがフェードボールを打つ時のポイントです。
まず、、、そもそも、、、、想定されるドローヒッターですが、単純に左に曲がるボールを常に打つというわけではなく、下記2点かどうかがポイントです。
1:狙ったラインよりも、右にボールが飛びだし、左に曲がる。
2:狙ったライン通りにボールが飛びだし左に曲がる。
上記2点に当てはまるかどうか確認して下さい。
え~~~該当しない人は、このパターンです。
3:狙ったラインよりも左に飛びだし、左に曲がる。
ただ、すべてのショットがそうなるというわけではなく、基本的に自分でいいショットだと思ったショットが上記1,2に当てはまるかというところです。
ちなみに3の人は、フェードボールを打つことは簡単だと思います。
それで、1、2の人がフェードボールを打つポイントですが、その前にフェードボールが出る仕組みを考えます。
フェードボールを打つためには、スイング軌道とフェース管理が大事になります。
ドローボールが持ち球の人は、基本的にヘッド軌道よりもフェースが閉じ気味にインパクトします。今のクラブヘッドは、ほぼフェースの向いた向きにボールが飛びだすので、ドローの人は、インパクトで、フェースを狙いよりもやや開いてそのフェースの開いた角度でさらにインサイドからインパクトすると1の狙ったラインより、右に出て左に曲がるボールになります。
そして、インパクトで狙ったラインにフェースが向けば、2の狙ったラインにボールが飛びだし、左に曲がるボールになります。
どちらにしても、ほとんどインサイドアウトの軌道になっていると思われます。
さて、それで、フェードボールですがこの動きとは逆のヘッドの動きになります。
フェードで言うと
1:狙ったラインより左にボールが飛びだし、右に曲がる。
2:狙ったライン通りにボールが飛びだし右に曲がる。
こんな感じです。そして、右に曲がるボールを打つためには、ヘッド軌道よりもフェースがオープン気味にインパクトする必要があります。
そのためには、まず、、、、スイング軌道ですが、インパクト以降インサイドにヘッドが動く必要があります。ただし、インパクト以前にヘッドがアウトサイドから来てしまうと、フェードというよりスライスになってしまいます。
フェードにするためには、ヘッドは必ずインサイドからです。
実は、ドローヒッターの場合、ヘッド軌道は、インサイドから来ている人が多いです。したがってインパクト以降をさらにインサイドに振る意識を持つといいです。
ただ、フォローでインサイドにヘッドが振れない!と感じてる人。それは、おそらくヘッドが下から入っている人ですね。そういうひとは、少しドライバーでもダウンブローの意識を持つといいです。
それと、もう一点大事なこと。それは、フェース管理ですが、インパクトでフェースを閉じないようにインパクトするには、意識として、インパクトでフェースローテーションを抑え気味に押し込むようなフェース面の使い方がいいと思います。インパクトですぐフェースを返さず、インパクト後にフェースを返すイメージです。
このスイング軌道とフェース管理がうまくできればフェードボールも打てると思います。
他にも注意点があります。それは、クラブですが、フェードを打ちやすいクラブとそうでないクラブがあります。
クラブとしては、重心距離が、長すぎないクラブがいいですね。せいぜい36mm~40mmまであたりでしょうか?このあたりの重心距離のクラブであれば、比較的フェードも打ちやすいです。
お試しください。
ということで、、、今人気の