さて、今回は、トーナメントのテレビ観戦で気づいたことのお話です。

ということで、、、
先週は、全英女子や石川プロの優勝争い、原プロの7年ぶりの2勝目など、トーナメントを見ていて面白かったです。
テレビ観戦からでもいろいろ気づくことがあります。
ひとつは、女子メジャーの全英女子です。天候やコースもリンクスコースらしい感じでしたね。
真夏でも、どうみても真冬のゴルフに見えてしまうみたいな感じです。
そして、このリンクスコースの特長である風!!!
この試合の上位に来る選手は、やはり風の中でのスピンコントロールが優れていますね。
決してガラスのグリーンでもなく林がコースをセパレートしているわけでもありませんが、風の中でのコントロールショットができないプレーヤーは、コースに全く歯が立たないという感じで、予選で消えていきます。
日本の宮里プロも最後まで上位で争っていましたが、風の中の番手選択やショットの選択など参考になる部分が多かったですね。
どこかのホールでかなりのアゲンストだったホールがあるのですが、少し打ち上げでピンまで125yのところ、6番アイアンのコントロールで見事にグリーンを捕らえていました。おそらく通常であれば、9番アイアンだと思いますが、3番手上げることができる勇気とショットの方法が素晴らしかったですね。
このようなショットも普段練習していないといきなり試合ではできません。このようなコントロールショットの練習も重要なことです。
さて、もうひとつ、、、最終的には10位でしたが、今シーズン苦戦していた石川プロですが、久しぶりに上位でプレーしていました。
それで、スイングを見ていて、、、スイングが変わったと思うところがありました。
ひとつは、スイングテンポが少しゆったりしたこと。以前は、飛距離重視で体を目いっぱい使ってショットしているシーンが多かったのですが、この試合でみる石川プロは、ゆったりとしたスイングから、正確なショットを打っていました。
特にバックスイングがゆったり見えましたね。
それと、バックスイングの軌道が少し変わっていました。
いぜんは ハーフウェイバックでは、少しアドレスでのシャフトラインよりインサイドに上げて、インサイドからダウンスイングをしていました。
それが、今回のスイングは、きれいにシャフトライン線の上にバックスイングが上がっています。
そして、その線上でクラブがトップにコンパクトに収まり、そのライン上にダウンスイングしていました。
これは、強い時のタイガーのバックスイングとダウンスイングを思い出しました。
とにかく後方からのスイングはリズムといい、バックスイングの軌道といい、素晴らしいスイングになったと感じました。
実際、ゆったり振れている時は、狙ったところにきちっと運べていたようでした。
しかし、曲がるときは、このリズムが速くなったり、スイング軌道がぶれたりしていましたので、まだ、完全に自分のスイングにはなっていないようですが、今後に期待が持てるスイングですね。
このスイングであれば、きっと成績も上がってくると思います。
なかなかこのスイングをマスターするのは難しいですが、とにかくバックスイングの軌道は一番じぶんで コントロールできる動きなので、ボールが曲がるな~と思っている人にはお勧めのバックスイングです。
参考までにポイントは、後方にカメラをセットして、構えます、そして、そのシャフトラインに合わせてバックスイングを上げていきます。
ちょっと文章で説明するのは難しいですが、タイガーのバックスイングがこの動きです。
タイガーのハイスピード動画のスイングはこちら!!!
シンプルなバックスイングなので、お勧めです。
ということで、、、