さて、今回は、クラブセッティングのポイントのお話です。
ということで、、、
前回、ウッドのセッティングのポイントの話でしたが、今回は、その流れを踏まえたセッティング全体の考え方の話です。
みなさんが、考える理想のクラブセッティングとは、何でしょうか?
全番手同じスイングで打てるセッティングでしょうか?
MOIマッチングすれば、全番手同じスイングで打てる?
まあ、そのような意見もあると思いますが、僕の考え方は少し違います。
僕が、考える理想のセッティングは、すべてのクラブ自分がコントロールしやすく振ることができるクラブセッティングです。
それで、まず、、、クラブの前提としては、ドライバーが一番長く、パターを除いて、ウェッジが一番短いセッティングです。
そして、重量は、ドライバーが一番軽く、ウェッジが一番重いセッティングです。
ウェッジについては、プロの中では、軽めのウェッジを使っているプロもいますが、僕の理想は、だんだん重くです。
さて、僕の今使っているドライバーは、45インチのモデルは、316gです。シャフトは、DIAMANA B60のSです。
3Wは、DIAMANA B70 Sです。そして、アイアンのシャフトは、80g台のMCI-80Sを使っています。ウェッジのシャフトは、90g台のATTAS 9Sです。
このようなセッティングでも、ドライバーの次にアイアンや、ウェッジでも違和感なく振れています。
たとえば、これが、アイアンのシャフトが、100g程度のスチールでも問題ないと思います。さすがに120gを超えるスチールだとドライバーに対して重すぎる感じもしますが、だからと言って問題になるとは限りません。
重量の逆転現象さえ起ってなければ、振りやすいクラブでいいと思います。
セットで、バランスを合わせるとか、、MOIマッチングも個人の振りやすさ重視でいいと思います。
しかし、、それよりも重要なことがあります。
それは、、、そのクラブなりのスイングをしたときに、同じタイミングでクラブが下りてきて、スクエアインパクトしやすいことです。
ここがあっていて、重量の逆転現象がないと、全番手同じような振りやすさになり、コントロールしやすいセッティングになります。
その為のポイントは、まず、、ヘッドの挙動が、ドライバーからウェッジまで近いこと。重心距離も少し目安になりますし、フェースアングルや、重心角も目安になります。
重心距離でいうとドライバーが一番長く、アイアンに向けてやや短くくらいが目安になりますが、これがすべてではありません。
それと、シャフトの性格です。ドライバーだけ特殊な動きをするシャフトという考え方もありますが、基本的にはドライバーからアイアンにかけて、おなじようなシャフト剛性になっていることが重要だと思います。
ここで、大事なことは、スイングすれば、ドライバーもアイアンも同じ系統の弾道になることです。もう少し詳しく言うと同じタイミングでフェースがインパクトで戻ってくることです。
これが、ドライバーのほうが少し早目にフェースが戻ると、フックが増えますし、逆に少し戻りが遅いとスライスになりやすいです。
このタイミングがドライバーからアイアンまで揃っていることが重要です。
ちなみに、ドライバーのシャフトが、DIAMANA Bを使っている人は、アイアンのカーボンシャフトを考えているなら、MCIかATTASアイアンのシャフトは、シャフト剛性が近いのでお勧めです。
ちなみに、TOUR-AD75などは、シャフト剛性が違うので、DIAMANA Bを使っている人には、お勧めしません。
ということで、、こちらも癖のないシャフトが付いているダンロップ SRIXON Z545ドライバーの詳細情報はこちら!!