リアルロフト!!! | ★ギア・スイングの話2

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GDOブログの閉鎖とともにこちらに引っ越ししてきました。なぜか、ゴルフ販売技術者資格も持っているけど、ゴルフ業界では働いてなかったけど、最近ゴルフ業界に戻りました。自分の気付いた事などいろいろ書いていきます。(^^;) オフィシャル Hdcp 0.

さて、今回は、ロフトの話です。みなさんのクラブにもウッドなどは、ロフト表示されてますよね。ボールを上げる一番の要素であり、数値化されています。



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ということで、、、

最近カチャカチャ系のクラブが増えてきて、例えばテーラーメイドの新製品、R1などは、ロフトをカチャカチャで変えるという機能になっていて、ヘッドは1種類しかありません。

こういう機能はいいですね。実際自分に合うクラブは9.5度と思っても、思ったよりボールが上がりすぎたり、逆に上がらなかったりという調整が簡単にできます。

さて、では、クラブのロフトってどの角度??というのがあります。

1:ソールとクラブフェースの角度
2:シャフト軸線とクラブフェースの角度
3:ホーゼルの中心線とクラブフェースの角度

昔は、1でしか計測できなかったのですが、今は、2か3で計測されていると思います。

では、2と3の違いですが、3はホーゼルの中心線のなので、ヘッド単体のロフトと言えます。しかし、2の場合は、シャフトの挿入角度でロフトが変わることになりますね。

それとフェース角の関係があります。

フェース角とロフトの関係は、フェース角がフックになればなるほど、ロフトが増えます。逆にオープンになれば、ロフトは減ります。

つまりロフトはヘッド単体だけでなく組み立てによっても変わるということです。

ロフトは、このようにクラブを振らない状態でも、いろんな要素が絡まって、このクラブのロフトは何度と言いにくい状態です。

さて、実際にインパクト時ではさらに複雑な要素が絡みます。

それは、シャフトの挙動です。 高速度カメラでインパクトの瞬間を撮影するとシャフトは真っすぐの状態のまま動いているわけではありません。

前後左右にしなっています。

そして、インパクト時にシャフトがしなって、ヘッドが上向きに動くこともあります。

そうすると先ほどあげたロフト以上のロフトがインパクト時にはあるということです。逆にそれほど、シャフトが上向きにしならないのであれば、それほど変わらないロフトになりますね。

つまり、適正ロフトはシャフトによっても変化します。

実際プロ向けのフィッティングは、このような複雑な要素やスイング、ヘッドの特性を合わせながらクラブを組み立てていきます。だから、シャフトの種類によってヘッドのロフトを変えるのも普通にあります。

どちらにしても、最終的に効率的な弾道でいかに飛距離を伸ばすかというところですね。

こういうこともいろいろあるので、最近のロフト調整機能は、非常に理にかなっているな~~と思います。

特にテーラーメイドの最新ドライバーのR1は8度~12度なので普通はこの範囲で十分調整できると思います。海外ではもう、発売中ですが、結構安いですね。


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