みなさん、自分のヘッドスピードは知っていますか?ショップなどで計測したこともあるのではないかと思います。でも、いろんなところで計測していると機械によって結構差がないでしょうか?

ということで、、、、
ぼくは、ユピテル製のGST2という測定器を使っています。 そして、このヘッドスピード測定器で計測するとドライバーで47~48m/sが多いですね。目一杯振っても50m/sにはなかなかいきません。
ゴルフ業界内では、いちばん信頼性が高いと言われているのがトラックマンです。

この精度はかなり高く、ヘッドスピードは、きっちり出ますし、ボールの回転数もせいぜい200回転程度の誤差で済みます。そして、ユピテルの測定器とトラックマンを比較すると、概ね2m/sユピテルのほうが速く表示されるようです。
ただし、バラバラではなく安定して2m/s程度多く表示されるので実際のスピードはユピテル表示-2m/sが実態と考えています。
ただ、実際の数字がどうであれ、同じ機械で計測することが大事だと思います。それで早くなったとか、遅くなったという基準ができるからですね。
さて、前段が長くなりましたが、ヘッドスピードアップをするにはどうしたらいいでしょうか?
ぼくは、ゴルフクラブが振りにくい理由はヘッドの重心位置がシャフトの延長線上から外れているからかな~と思っています。重心がずれていることで、スイング中のシャフトにもスイングしている方向以外にもずれる負荷がかかります。
ゴルフスイングでよくフェースをインパクト近辺では目標方向にできるだけ向けていると方向性がいいと追われますが、そのように振る意識だとヘッドスピードが遅くなる感じがします。
それで、振りやすくするためには、インパクト前後以外でできるだけシャフトの動く方向にクラブの重心がくるように振ると意外と振りやすくてスピードが上がってくると思います。
言葉を言いかえるとわかりやすいようにアイアンで考えます。それで、バックスイングはスイングプレーンの方向にフェースのトウが向いている。インパクトの前にフェースがターゲットに向く。インパクト以降またスイングプレーンの方向にトウが向いている。
このように振ると、振りやすくなるので、スピードが上がると思います。
ただ、インパクトでちゃんとフェースを目標に向けるための手首の動きなどは難しくなります。
しかし、早く振れないな~と思っている人は、一度、このあたりを意識してみるのもいいかもしれません。