*あくまでも個人の感想・体験です。

 

受験する年の5月頃から、6年分(2011-2016)を分野別に3周くらい解きました。

私はケアレスミスが多い性格なので、合格ラインと噂されている6割~6割5分よりちょっと高めの7割を目標に設定していました。

約1ヶ月半前に2010年を模試的に解き、正答率6割で焦りましたが、半減期など頻出だけど曖昧にしか記憶していなかったところを本気で暗記しなおしました。(このとき、2010年の問題そのものの復習はほとんどせず)

2週間前に2009年を模試的に解き、正答率6割5分くらいでしたが、傾向が最近の問題と変わっている問題くらいしか落としていないのでちょっと安心しました。

数日前に改めて2010を解き直すと8割近く取れたので、そこそこ安心して臨めました。

 

直近の3年分くらいは、選択肢一つ一つも比較的丁寧に吟味して(何の疾患のひっかけなのだろうか、鑑別は何だろう、次出題されるならどこだろう、とか)それ以前のものは、ざっと傾向をつかむ感じで、6年以上前のものは、同じ問題が出たら正解できるようにしておこう、くらいで良いのではないでしょうか。

 

何から手をつけて良いのか、、という方におすすめなのは

①何年分かをまとめて分野別にといてみる(傾向をつかむ。この時レジデントセミナーのスライドがあればベター)

②①が終わったところ(or飽きてきた頃)で模試的に1年分解いてみる

③②の答え合わせをして、あとどの分野で、何を暗記したら、何点伸びるか考える

という感じでしょうか。

 

ポイントは

①・・・分野別に解かないと傾向がつかめず、しかも調べながらだと1年分解くのにものすごい労力がかかる。

②③・・・満点を目指す試験ではないので、自分はあとどの分野で何点稼ぐのか戦略的に振り返ることができる。

です!

 

②③のプロセスを踏むと、診断より基礎や治療、核医学のコスパが良いなぁとつくづく思わされ、2ヶ月前くらいから診断は捨て気味に勉強していました(笑)(一応、目指しているのは診断専門医ですが・・・)

 

診断の問題で必ずおさえておきたいのが、

・小児の虐待の画像所見

・上肺野、下肺野に多い疾患

・骨端や骨幹端・骨幹など骨腫瘍の好発部位&年齢

・(特に胸部)単純X線写真の○○サイン

 

かなと思います。

 

最後の「○○サイン」に関して、

試験頻出のサインでも、なかなか調べても出てこないことが、、、あるのですが、

この本にまとまっています笑い泣き

 

 

ちょっと古くて、もうあまり出回ってないので、

お近くの先輩や読影室にあるかどうか探してみて下さいコーヒー

 

 

 

胸部に限ればこちらの本にもいくつか載っています乙女のトキメキ