5月2日、バルセロナからオランドのアムステルダムを経由して関西国際空港に到着しました。
まだ5月だということが信じられないくらい、今年はいろいろありました。
スペインから日本へ帰国する決意を固めたこと、スペイン国内、イタリア、アイルランドへのパートナーとの旅行、愛猫の死、日本の改元騒動、引っ越し作業、そして帰国。
帰国前の本格的な引っ越し作業は実際はほんの10日間ほどだったのに、永遠のように感じられました。
時間の感じ方って本当に正直です。笑
10年前に作ったパスポートもちょうどもうすぐ切れます。
初めて海外に出たのが10年前。
それから現在までを思い返すと、ずっと長い旅をしていたように感じます。
帰りの飛行機の中では、結局国なんて関係なくて、みんな広い宇宙に浮かぶ小さな惑星をシェアする住民で、同じ「地球」出身なんだよなーなんていうことを考えていました。
その小さな小さな地球の中で、異なる国があって、異なる文化、習慣、信仰があって、異なる言葉を話すことをとても面白いと感じたり。
そういえば、10年前の私の夢は恥ずかしながら「世界中に友達を作ること」でした。叶っちゃいましたね。
バルセロナで3年間ずっと一緒に暮らしたパートナーとまた離れ離れになるのはもちろん寂しいけれど、同じ地球の上にいて、同じ時を生きていることをこれまで以上に強く感じます。
エゴかもしれないけど、彼とは本当の意味で「同志」だと思っています。
帰国最終日の前日は、私の一番好きな場所のうちの一つであるポブレー修道院(Monastir de Poblet)へランチしに行きました。
デザートに私はフルーツの盛り合わせ、パートナーはクレマカタラーナ(クリームブリュレのカタルーニャ版)を注文。
クレマカタラーナの表面のカリカリ部分が好きな私のために、表面を全て剥がしてくれる人。本人は黙々とグニュグニュのプリン部分だけ食べていました。
改めて、こんなにいい人に巡り会えたことをありがたく感じた日でした。
パートナーが日本に来た時に安心させてあげられるように、やりたかったことに思う存分挑戦してあっという間の2019年にしようと思います
旅でもいろいろなミラクルが起きたので、また書きますね〜