部屋からの眺め。8月にも関わらずなぜかガラガラだったホテル。おかげで眺めの良い部屋に案内してもらえたっぽい。
避暑もかねて、今年もアンドラへ行ってきました。アンドラ、、、小さすぎて知らない国の一つでしたが、スペインとフランスに挟まれた小国家です。
私にとってはシェンゲン協定が結ばれてない外国なので、ホテルではパスポートの提示が必要でしたが、バルセロナから車で3時間弱、国境でも何もチェックはなく、地つづきですーっと入れてスペイン語も通じるので、うっかりパスポートを忘れました。「次は必ず持ってきてね」とゆるい対応でしたが、、、。(代わりにスペインの滞在許可証を見せました)
スペイン人にとってアンドラは、東京の人にとっての軽井沢ではないでしょうか?スペイン人だらけ(フランス人も)でスペイン語、カタロニア語ばかり聞こえたので、まったく異国へ来た感覚はわかなかったです(笑)
アンドラは古くからスペイン、フランスと縁が深く、みんな公用語のカタロニア語に加えてスペイン語、フランス語が話せます。
ピレネー山脈内に位置するため自然豊かでスパもあり、夏は避暑、冬はスキーリゾートが人気。税率が低いのでワインや日用品を買い占める観光客の姿も目立ちます。
どこを歩いてもきれいな小川が流れていて、水道水も美味しく飲めます(素晴らしい)。
水がきれいな場所ってそれだけで浄化作用がある気がする。
こんな小川がそこかしこに流れてました。
近くにあった乗馬クラブ、一時間の外乗が20ユーロ(安っ)だったので参加してみました。
唯一困ったのは食事。物価は安いのですが、宿泊場所近くのレストランは高めで種類も少なく、パンばっかり。
スーパーも近くになかったため、隣町まで車を20分ほど走らせ、やっと値段が普通でメニューも豊富なバーを見つけました。
なぜか80年代風?ヒップスターがいそうなこの雰囲気。超オーソドックスなレストラン街から、一段階飛ばしていきなりこの雰囲気だったのでびっくりしました。
小川横で牛が草をはんでいるような何もないところにあり、かなりシュールな光景でした。
こちらのバーには2回お世話になりましたが、最も心を奪われたのはこちら↓のレストラン。
山中にあるのでアクセスしづらいですが、ここの食事、サービスが最高でした。
ものすごく人懐っこい名物おじさんが給仕していて、みんなのテーブルをまわって話を盛り上げてました。
でもひつこくなくて、すっと引くタイミングが天才的。なんと形容すれば良いのか、、、あたたかいけど、スマートな感じ。
レストランを出てすぐのところに山水を飲めるコーナー(下の写真)があるのですが
帰り際になんと注文した水の空きボトルを持って追いかけてきて、「ここの水おいしいから汲んでいきな!」と言われたときは、もう心を鷲掴みにされてしまいました。
レストランを出て外にいたというのに、おじさんのサービス精神半端ないです。
おじさんの名前はぺぺ。アンドラを訪れる機会がもしあったら、ぜったいにお薦めのレストランです。
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https://goo.gl/maps/CWJ1pN64gX12