スペイン人パートナーと何語で会話するのか、よく訊かれます。
私たちは英語で話していますが、それには以下の理由があります。
①出会った場所がアイルランド(公用語が英語)だったこと
②私のスペイン語能力、相手の日本語能力が高くないこと
③お互いにとって英語は努力して身につけた外国語であること
一番の理由は③だと思います。
バルセロナに住んでいるので、私のスペイン語上達のためにも周囲からはスペイン語で会話することをすすめられますが、英語で話し続けている理由は、私たちにとって英語が平等な言語だからだと思います。
また、パートナーにとっては就職活動の際、英語力のアピールの点で役立ったそうです。(どれほど役立ったかは推して知るべし、ですが・・・)
スペイン大好きでスペインに住み始めた訳ではない私にとって、スペイン語は「生きていくために身につける言語」の領域をなかなか出てくれません。
スペイン人が、外国人が話すテキトーなスペイン語に対して超おおらかなことにもつい、甘えてしまっています。きっと、フランスじゃこうはいかないですよね・・・。
それに対して英語は、大学で英米文学を学ぶくらい夢中で学んだ言語でした。
甘えといえば甘えなのかもしれませんが、サバイバルレベルのスペイン語を身につけてからは、スペイン語に対してさらにゆったり構えています。
元々外国語を学ぶこと、異文化コミュケーションは好きですし、何よりスペイン語で不自由なく本が読めるようになりたいので、そこをモチベーションに頑張ります。
ちなみにパートナーは私と会う前は全く日本に興味がなかったので、日本のアニメやカルチャーに詳しいスペイン人よりもさらに日本語を知りません。
お気に入りの日本語および食べものは、「どら焼き」です。