暑いですね...。日本ほどではないものの、バルセロナもかなり湿度が高いので、ベタベタと肌にまとわりつくような暑さが続いています。
暑い夏にも熱いエスプレッソ、と決め込んでいるスペイン人達を横目に、麦茶と素麺でなんとか夏を生き延びて来た私にとっては、今の時期ホットコーヒーは選択肢にありません。
でも、カフェに行ってメニューのどこを探しても「アイスコーヒー」が無いんです。これは、以前バルセロナを旅行した日本の友人にも質問されました。アイスコーヒーの注文は一体どうするのか?
実は、というかやはり、アイスコーヒーはスペインの一般的なカフェのメニューにありません。
アイスコーヒーが欲しい場合は「コーヒーと氷」(直訳)を注文します。
写真の通り、コーヒーと氷が別々に出されるので、右にあるコーヒーを左の氷の入ったグラスに一気に注ぎ入れ、自分でアイスコーヒーを完成させるスタイル。慣れるまではコーヒーがこぼれてしまったり、慣れてもこぼれますが、なるべく気にしないようにしています。
以下、私が切実にもっと早く知りたかった「カフェで使える、便利なスペイン語」を紹介します。
*アイスコーヒー=カフェ・コン・イエロ
*アイスラテ=カフェ・コン・レチェ・コン・イエロ
*豆乳ラテ=カフェ・コン・レチェ・デ・ソハ
*アーモンドミルク=レチェ・デ・アルメンドラ
*オートミルク=レチェ・デ・アベナ
え?オートミルク?豆乳しかないよ、とぶっきらぼうな対応をされることも多々ありますが、ラクトース不耐性の人が増えてきたからか、豆乳はどこのカフェにも置いています。
ちなみに個人的にオススメなのはほのかな甘さがおいしいオートミルク(レチェ・デ・アベナ)です。
アイスラテが欲しいだけなのに「コーヒーと、ミルクと、氷と・・・」と材料を全て告げなければならずめげそうになりますが、店員さんは割と辛抱強く聞いてくれるので頑張りましょう。
ところで、皆さんはいつ頃からコーヒーを飲み始めましたか?
私は、早稲田松竹で白黒映画ばかり見ていた大学1、2年生頃から本格的に飲み始めた記憶があります。
初めはまずいなあと思いつつ、映画の中の俳優達に憧れて頑張って飲み下していた当時を思い返すとちょっと恥ずかしいです。
あと、大学の近くに格安のコーヒーを出すチェーンカフェ(べ❇︎ーチェ)があり、友人とよく利用していたためその味に慣れました。
同時に吸い始めたタバコは一度も美味しいと思わなかったので習慣化しませんでしたが、コーヒーはすっかり生活の中に入り込んできてしまいました。
仕事の前、昼食後、夕方と夜の間、などぽっかり空いた時間に、句読点を打つようについついコーヒーを口にしてしまいます。スペインのコーヒーは基本的に濃いエスプレッソなので、胃の負担を考慮して今は控えていますが。
たまには誰かの役に立ちそうな記事を、と思って書きましたが、予想通り脱線してしまいました。もしどなたかの役に立つことがあれば幸いです。