この間TVで映画「おくりびと」がやっていたので観ました。とても良く出来ている映画だな…と感心しました。
私は2年前に旦那の父親を亡くしました。元々病気だった義父の容体がおかしいと知らされて、義父は一週間で亡くなりました。
人の死に関しては恐怖心からトラウマになるかも…と娘にどこまで見せて良いのか…葛藤がありました。当時彼女は1年生。
でもそんな心配をよそに娘は「私のじいちゃんだから大丈夫よ。ちゃんと見送るから。」そうキッパリと言い切り、火葬まで全てを見て送り出しました。立派でした。

私は「おくりびと」同様、湯灌士の方々の働き振りに本当に驚きました。私より若い女性の方がテキパキと処理をなさり、義父はとても綺麗にして頂きました。仕事とは言え、本当に大変なお仕事で…なぜこの方はこの仕事を選ばれたのか伺いたい気すらしました。精神的に強く、心底優しくなければ出来ない仕事です。立派だな…と思います。私には…出来ません。
いつか誰にでもやって来る死…私は娘を遺して先に逝くであろう事だけが…不安で心配でなりません。まだまだ先の事じゃないか…と笑われるかもしれません。
でも人の命に明日と言う保証はどこにもありません。人間何があるか判らない中…生かされているからです。
毎日大切に生きなきゃな…と思うのに、厄介な片頭痛に襲われて…自己嫌悪な私(泣)

頼むから…どこかに去れ…片頭痛(号泣)