社会人なのですから、役者もコミュニケーションが大切なのはいうまでもありません。
今日はコミュニケーションの前提となる姿勢の問題を話したいと思います。
伸びない人は、事務所のレッスンなど内輪の場で狎れが見られます。
オーディションに行った時、緊張して実力が出せないとか、狎れの裏返しだと思います。
親しき中にも礼儀ありです。真面目で真摯な姿勢は好感と適度な緊張感を呼び、和やかな信頼感に繋がりますが、馴れ馴れしい空気は弛緩を生み、向上できない悪しき空気に繋がりがちです。

また、自分の方向性をどうしたらよいか分からないという話をよく聞きます。このような人は、ほとんどの場合基礎が疎かです。
基礎ができていない人に、将来目標を具体的に示すのは無理があります。
そうすると指導側からもハッキリしたアドバイスがいいづらくなり、ともかく基本をしっかりやるようにといった話になりがちです。
ただ、基礎をしっかり積み上げるのは当然のことですから、ここで凹んでも始まりませんね。乗り越えてもらうしかありません。
コミュニケーションによってここを乗り切る方法としては、具体的に自分のしていること(自主的な計画、自宅練習とか)、どこで壁にぶつかっているのか、試していることの何が信じられ、何がダメだと感じているのか?
よくある、人によるアドバイスのズレなどで、どういう迷いが出ているのか。
このようにまずは自分の状況を細かく伝えることです。

適切な会話力が自分の身を守り、育てるのだと考えてください。
また真面目な姿勢が消えて、狎れが見えてきたら危険信号です。
こうしたことを点検して、日々努力を重ねて行きたいものです。



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