「その髪色、変わった?」
彼女は、いつものきらきらした目で私に話しかけてきた。
「そうなんだよね~もう色が抜けちゃって~・・・」
「それはダメ」
「おばさんはダメ」
彼女はいつものcoolな瞳で畳みかけてきた。
なるほど~
彼女は今まで、そういった外見についていってくる子じゃなかったし
今まではむしろ、「ばばあ」呼ばわりする生徒から擁護してくれていたのに、
どういう心境の変化だ・・・
探りたくなってきた。
「じゃあ、どんな風だったらいい?教えて」
「えっとね~まず先生は、髪短くしてから暗く見えるよね。前髪重なって。メガネ先生みたいに👓」
ここでいうメガネ先生は新入りのスタッフで、メガネにかかるほど前髪が長い。
これを言っている。
静かに、メガネ先生の髪型もデイスっているわけだ・・
彼女は知っているのか
自分がそのイケメン先生をディスっていることになっているのを・・・
「じゃあ、どんなのだったらいい?」
「先生は、髪が長くて、ポニーテールがいい」
なるほど・・・
ポニーテール。
御年○○歳になってのポニーテールは、痛くないか
「他には~」
「えっとね~
バックはこんな、リュックみたいなので、、、服装はカジュアルな感じ~・・」
娘か・・・
近くでは、授業の開始を知らせ、本日のカリキュラム説明をするTeacher・K。
いつまで話をしているんだ・・・という目線を私に送りながら、涼しい顔で先を進める。
おぬし、なかなかやるのう・・・
彼女は止めなければ、ずっと続くであろう、理想の女性の先生像
Teacher・Kに促され、彼女は速やかに自分の作業に移った・・
その日のうちに、まずは、伸ばし伸ばしになっていた美容室の予約を入れた。
ピッパの法則!来週彼女に会うまでにできうる努力はしておこう
関心をもって、勇気をもって話してくれた彼女に、敬意を払って。
ありがたい有難い
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