日曜日 フィルムセンターにて内田吐夢の「喜劇 汗」(1930年)を
見たのだが 期待通りの面白さであった。 客席は空いていたの
だが。

内田吐夢というと、一般には「血槍富士」や「飢餓海峡」なんだろう
けれども、戦前の作品の方が断然面白い。「警察官」(1933)なんぞは
日本映画屈指の傑作といえよう。

で、フィルムセンターでは溝口健二特集が始まる。ここにバカな映画
青年が小難しい顔をして集まり、ありがたく溝口の失敗作を拝見し、
その気になって帰っていくのだ。

溝口健二の作品はほとんどが失敗作である。これは当人も自覚し、
うまく転ぶのが大事だと豪語している程なのだが。

日本株
KDDIが現在705000円付近。これで寄るとボリンジャーバンドの-2σ
まで行く。この辺が底か?

為替
金曜日の夜までが絶好の売り場。そこでほとんどを売り切っていて
助かった。夜になって米国のGDPがひどい数字で各クロス円が暴落。
で、手元に残ったのは含み損を抱えたものばかり。寂しいので、朝、
EUR/JPYを買ってみた。