ガイドヘルプは公費によりサービスのため、利用にあたり上限時間が設けられています。
大半の市町村では1ヶ月あたりの○○時間と決められています。
ですが、大阪府枚方市では3ヶ月単位の支給決定となっています。
これは4~6月、7~9月、10~12月、1~3月の4期に分けた支給時間で、例えば「今月は外出予定が多いが、来月は少ない」などの月を超えた調整を利用者が出来るようにと柔軟な支給決定方式となっています。
大阪府枚方市では1か月換算で
基本:小学生・・・25時間、中学生・・・30時間、高校生・・・35時間、18歳以上・・・50時間
また申請により、夏休み期間中の児童は、各10時間の上乗せがあります。
18歳以上で単身もしくはそれに準ずる者(障がいのご夫婦など)は30時間上乗せ(合計80時間)の支給決定となっています。
二人介護の場合は、「常時」か「部分的」かに分かれますが、利用者の外出保障時間は同じように保障されています。
他の市町村を見てみます
大阪府 大阪市では、小学4年以下12時間、小学5年~18歳未満24時間、18歳以上51時間
大阪府 箕面市では、基本40時間とし利用者の意向を聞いた上で勘案
大阪府 寝屋川市では、児童16時間、18歳以上40時間
大阪府 堺市では、 知的障がい者及び精神障がい者40時間、身体障がい者50時間、児童20時間(8月のみ40時間)
東京都 江戸川では、成人35時間、児童25時間
新潟県 新潟市では、平均的な時間数を勘案して決定。(全身性25時間、知的10時間、精神10時間)
石川県 金沢市では、基本21時間とし、生活環境等に応じて最大30時間としています
鳥取県 鳥取市では、児童20時間。成人30時間としています。
多くの市町村では「年齢」や「障がいの種類」で分けています。
また「支給時間に上限がない」との市町村もいくつかみられますが、予算関係上の、青天井とは行かないと思われます。