テルマエ・ロマエ 4巻 | マーヴェリックの海外旅行写真集!ガイドブックでは知ることの出来ない裏テク情報満載!


あなたは、もう読みましたか?何かと話題のテルマエ・ロマエ


テルマエ・ロマエは、古代ローマ人の浴場技師であるルシウスが、お風呂の設計のアイディアに行き詰まるたびに、不思議な現象が起きて、古代ローマの浴場から、現代の日本の浴場へタイムスリップし、日本の浴場からヒントを得て、古代ローマの浴場に生かし、浴場運営を成功させていくという話。


書籍版と電子版が出ていますが、マーヴェリックは、置く場所に困らない電子版を購入しました。



古代ローマ人と日本人は、


・部屋の中は豪華に飾らない

・温泉好き


などなど共通点が多いと言われています。ヨーロッパ旅行は、イタリアが人気高いですが、現代でも何かつながる物があるのかも?


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ここは、チュニジアのアントニウスの浴場跡。2000年後の現代でも、ローマが支配した国には、ローマ浴場の遺跡が残っていることが多い。




古代ローマの浴場をテーマにしたテルマエ・ロマエの4巻は、現代日本にタイムスリップしたルシウスが、ラテン語の通じる小達さつきと出会います。この、小達さつきのキャラ設定が面白い。


母親のなくなる寸前に、男を選ぶときは


・質実剛健

・不屈の男


を選びなさい、とアドバイスを受けます。



その後、たまたま読んだ伝記で、カエサルを知り、彼こそ、母親のアドバイス通りの男と思ったさつきは、10歳にして、古代ローマにどっぷり漬かっていきます。



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さつきは、トーガを着て古代ローマを語るための、サークルなんてのも作ってました。トーガは古代ローマの正装服。トーガ着るには、お手伝いさんの助けが必要みたいで、一人で着るのは難しいらしい。楽天で、古代ローマのコスチュームのトーガが売っていますが、あればあくまでコスプレ用なので、一人で着られるようになっています。本物のトーガは、まったく別物。


カエサルは、ファッションに気を使っていたらしく、トーガの着こなしもこだわりがあったそうです。


2000年後の現代は、トーガ系の服は、セクシー衣装になってます。有名女優がトーガのようなドレスを着ている事もあるし、確かに男が着るより、女性が着た方がサマになっている気がします。でも、この格好では、厳格なイスラムのモスクには、100%門前払いになりますね・・・・・



マーヴェリックは、トーガは着たことないですが、テルマエ・ロマエの漫画で出てきたトーガを着て古代ローマを語ろうサークルは面白い。古代ローマの話なんて、普段の生活で話のネタにはほとんどできませんから・・・・・



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ハンニバル戦記の最終決戦とも言えるザマの戦いで、現在まで数えても、10の指に入ると言われる天才名将の二人、ローマのスキピオとカルタゴのハンニバルが会戦の前日に交わした言葉が、


まるでドラマのセリフ?


って思うくらいに、


・スゴイ!

・さすが!

・カッコよすぎ!


と言っても、知らない人からしたら、


何のこっちゃ?


となるわけです。



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ガイウス・ユリウス・カエサル像


小達さつきが認めた男、カエサルは、勇気抜群、統率力抜群、これまで、ローマ人が誰一人として、踏み込まなかったブリタニア(現イギリス)に、潮の流れの強いドーバー海峡を越えて、進行するなど、彼が発端となり、ローマは歴史上類を見ない大国になっていきます。


あの、プトレマイオス王朝最後の王妃、絶世の美女と言われるクレオパトラとも関係があったカエサル。


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クレオパトラは、絨毯に包まれた状態で、カエサルのもとに行き、姿を現しました。当時、50歳ほどのカエサルと20代前半のクレオパトラとの間で、子供も生まれましたが、のちに殺害されます。


クレオパトラは、何を想ってカエサルのもとに、姿を現したのかは、分かりませんが、相手はカエサル。クレオパトラの色香にも、翻弄されることはなかったみたいです。


逆に、カエサル暗殺後、ローマの権力を自分の物にしようとしたアントニウスは、クレオパトラに出会い、彼女の魅力に取り付かれます。エジプトで飲んだくれの日々、神聖な凱旋式をエジプトで行ったり、ローマとの戦闘で勝ったのちは、ローマの土地をクレオパトラにプレゼントする、なんて流れになります。


これには、ローマ市民はもちろん、アントニウスの部下の兵までもがウンザリし、反アントニウスとなり、彼の元を離れていきました。


その後、カエサルの養子のオクタヴィアヌス(後のアウグストゥス)に破れ、アントニウスとクレオパトラを待っていた運命は、早すぎる死。


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毒蛇に自らの身を噛ませて自殺したクレオパトラの絵画は、あまりに有名。



なんで、そんな昔のことが手に取るように分かるの?


って事ですが、


2000年後の現代でも、当時の事が分かるのは、カエサルが文章として残しているからです。それ以前の歴史も、記録係りが残しているので、事実として本で勉強することができます。ただ、もったいないことに、中世暗黒の時代で、失われた文章もたくさんあるそうです。


ちなみに、ラテン語が、読める人からすると、カエサルの文章は、展開が面白かったり、コピーライティングの能力もあると思わせるようなものが多いらしい。



有名なのは
Veni, Vidi, Vici ! (来た、見た、勝った)



ですが、これを現代の日本で

来た、見た、買った


と、セールのうたい文句にしている店もあるので、面白い。


カエサルの時代のローマについては、ローマ人の物語8から13巻で勉強することができます。

生きるか死ぬかの世界で、数々の困難を乗り越えて軍団を指揮し、成功へと導いていくカエサルの言動からは、2000年後の現代でも、学べることが多く、オススメ♪


もちろん、テルマエ・ロマエも面白い。細かいところまで見ると、漫画に登場している建物の柱が、しっかりとコリント式を書いているところがスゴイ。描くの大変そうです。


いまは・・・・・



メモ次の5巻の発売が待ち遠しい♪




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